ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

「白ゆき姫殺人事件」を観て

2016-01-08 09:06:27 | 映画
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昨夜、お正月過ぎに借りてきたDVD「白ゆき姫殺人事件」を観ました。
お正月ってあまり良いテレビ番組もやってないだろうし、ゴルフが終わって夜ヒマだったら見ようっと、と思って借りてきたDVDですが、なんのなんの、ゴルフで程よく疲れた身体はすぐに睡眠を求め、DVDどころではなかったですね。
んで、ようやく昨夜観たってわけです。



この「白ゆき姫殺人事件」は、2012年に発売された湊かなえさんの小説の映画化で、映画は2014年3月に封切られたものです。
だからもう1年以上前のものとなりますね。
とっくにご覧になった方、古い話題ですみません。
貸DVD屋さんでたまたま空いていたので借りてきましたが、普段ならダーリンは邦画にはあまり興味を示さず、もっぱら怪獣が出てくるか、宇宙ものかの洋画が好きなのでまず借りることはないんです。
私もこの映画の存在だけは知っていましたが、どんなお話なのか全く予備知識も仕入れず観たので新鮮でした。
なかなか面白かったです。



冒頭のシーンで、綾野剛演じるテレビ番組制作会社の男が、大学時代の同級生から電話が入り話すシーンがあります。
そのとき、この男は電話で話しながらPCでツィッターをやっているんです。
ずーっとです、ずっと。
その大学時代の同級生の女性が、
「ちょっとお、しぐれ谷の殺人事件知ってるでしょ?」
と話し始めると、本当はその殺人事件についてはあまり興味もなく知らなかったその男はツィッターですぐに、「しぐれ谷の殺人事件知ってる?」と打ちこみます。
するとすぐに「あぁ、めった刺しにされてから燃やされたっていう事件だろ。」など反応する人が現れます。
それを見て、電話の女性には、
「あぁ、知ってる、知ってる。めった刺しにされてから燃やされたっていう事件だろ。」
というように、いかにもその事件のことはある程度情報仕入れてるぜ、というように反応します。
私はツィッターを全くやらないということもあって、どういう風にツィッターって利用されているのかの実態も知らなかったのですが、「へぇ! いまどきの若者ってこういう利用の仕方をしたり、電話しながらでももう片方ではSNSとつながることがやめられなかったりするんだ・・!」と驚き、いかにも今どきのSNSの状況を表したような始まり方に変に感心したのでした。



そして、実際この映画の魅力(ミステリーですから魅力=怖い部分、でもありますが)は、このツィッターこそが鍵となっている、というお話でした。
自分の知らないところでどんどん自分の個人情報が暴かれ、挙句の果てには一人歩きを始める・・・。
そんな恐いことってありません。
そういえば、つい先日もスキャンダル処女のベッキー、初のスキャンダル!とか言って「ベッキー不倫か!?」という報道がなされました。
それについてはどうでもいいんですが、私が恐いと思ったのは、その記事をスクープした雑誌にはベッキーとお相手の男性とのLINEのやり取りとか、二人が撮ったプライベート写真(ふたりだけでホテルにいるところとか)が暴露されているそうなんです。
この当事者の2人が自分でそんなものを出すはずがないとしたら、いったいどういうルートでこういうものは世に流出するんだろう・・?
それを思うと一般人の私でさえ、なんだか自宅に盗聴器でも仕掛けられているんではないかというような薄気味悪さを覚えたのに、人気タレントとか芸能人の人ってほんと大変だねぇ、と同情しました。



映画では、「あいつが犯人に違いない!」という悪意が独り歩きを始める恐ろしさが描かれています。
でも、正直言って私はこの部分についてはあまり恐ろしさを感じませんでした。
それは「SNSの悪意」という点についてはもっと恐いお話とか事実とかに遭遇したことがあるからです。
そもそも「SNSの悪意」というのは、その悪意の出所がわからないという点とどうして悪意が自分に向けられるのか理由がわからないという点が恐いのでしょうが、この映画ではその2つともある程度それはわかる状況でした。
「出所」については、物語の描かれ方もあるでしょうが、「社内の誰か」が犯人ではないか、という推測の進められ方でしたので、従って「出所」も社内ではないかという推測がたつはずです。
「どうして自分に、という理由がわからない」という点については、このお話の場合すぐに犯人が特定できたかのように世間に向けては報道がなされますので、“正義”と化した世間がその人を一様に糾弾するようになるのもうなづけます。



そもそもSNSそのものが恐いものでもなんでもないわけですから、問題はそれを利用する人に「悪意」があるのかどうかですよね。
そしてその「悪意」にも根拠があるのかどうかがわかれば、バッシングがどれだけ激しいものであっても「あぁ、このことを言っているのね。」とまだ対応の仕方もあるような気がします。
私が本当に恐ろしいと思ったのは悪意もなく、意志さえない、なぜそういうツィートをするのか、という意味もわからない、という人間の行動です。
最初にも述べましたが、私はツィッターをやっていません。
だからどういうときに人は「つぶやきたくなるのか」わかりません。
それがわからないから利用していないとも言えます。
ツィッターの利用の仕方として王道なのは即応性かと思っていました。
世間であるニュースが流れた時、それをどう感じたか、というのはこういうブログのようなものだと発信するまでにちょいと時間がかかるけれど、ツィッターだったら一言で済むし、すぐ、だものね。



けれど、この映画で綾野剛演じるテレビ制作会社の男性が、死体発見現場を一応見とこう、映像も撮っておこう、と1人現場に出かけるシーンにはそんな即応性はありませんでした。
殺人が行われた現場を見て、「こんな寂しいところでは大声をあげても近隣住民にも届かなかったことだろう」というようなつぶやきでもあれば、そこを訪れたことのない人にも「あぁ、かなり辺鄙なところなのね。」とか想像がつきます。
テレビ番組の制作にかかわる人間として臨場感を伝えたかったのか、と意味もわかります。
けれど現場に到着して「あ~、寒い。」とだけ彼はつぶやきます。
このつぶやきは「テレビ番組製作会社社員」の肩書のもとに発せられたつぶやきではないでしょう。
なんてことのないシーンです。別に物語的にもなんの意味もあるシーンではありません。
でも、「あ~、寒い。」とだけつぶやく前によほど克明に自分の行動を「今日はしぐれ谷に出かけようと思っています」とか、「今、車をその方面に向けて走らせている途中です」とかつぶやき続けないと、「あ~、寒い」とだけつぶやかれても何のことかわからないですよね。
でも、彼のツィッターをしょっちゅう見ている人にとってはそれがすぐに何のことかわかる。
わかるだけの推理を働かせる頭にもなっている。
この製作会社の男性にしても“何の意味があって”“誰に向かって”“何を言いたいのか”が、まったくないままにただつぶやきつづける。
自分のやっている行動に意味を見出すこともなく、誰に向かって、というはっきりとした相手もなく、何かこれが伝えたいという思いもなく、それでも世間に向かってつぶやきつづける。
そしてまた、そんなツィートに反応する人も必ず、いる。
私はこのほうが誰に向けてこの悪意を投げつけてやりたい、という意志のある場合よりよほど恐ろしいと思ったのでした。



深く絡むほどの友人や知り合いなんていらない。
自分に自分の思いの丈を伝えたい中身もない。
中身もないから、ただそのとき「眠い・・」「うぜぇ」というような場当たり的で無責任な言葉だけを撒き散らす。
こうして世間とはかかわっていたい。関わり続けていなくてはどうにかなってしまいそうだ、なんてこんな病んだ状態ってあるでしょうか。
それが多くの人が利用しているツィッターというものの実態の一端なのかと思ったらぞっとしました。
そんななか、主人公と主人公とずっと親友だったという地元の女性とがろうそくを使って、家の窓から合図を送り合うというまるで狼煙を思わせるかのような昔ながらの伝達手段が最後にハートフルなシーンとして描かれていたというのも象徴的でした。




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