ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

受け取り方の違い

2012-09-04 09:06:00 | オーラソーマ

ずーっとAEOSのフェイシャルで気になっていたことがありました。

それは、ボトルの使い道をクライアントに説明するときのことです。

1ヶ月半ほど前にAEOSトレーニングを受けましたが、そこでもAEOSを一通り使ったあと、さらにボトルを使ってマッサージしました。

かなりたっぷりと使うので通常、4本のコンサルテーションでこのボトルとワークする、って決めたときの1回分の減り方とは違いボトルの4分の1か5分の1くらいの量を一気に使ってしまいます。

ただ、当然それでも残ります。

その残ったぶんは、おうちで使ってくださいね、とクライアントに渡すのもよし、このフェイシャルで使う場合は共用もありなので、B11とかB20とかをハナから共用のボトルとしてサロンに置いておくという使い方もあります。

すべての授業が終わったあと、何か質問は?という段になって私はボトルのことを質問しました。

ボトルを共用のものとして使う場合ではなく、その人のためだけに使ったボトル代込みのお値段でフェイシャルを行った場合のときについてです。

「こういう場合は、残ったものはおうちでお顔に塗ってくださいね、でいいんですか?」と。


ちょっとこの言い方ではわかりにくかったかもしれませんが、私としてはこの質問に2つの意味を含んでいました。

1つは、AEOSのラインはそれだけで十分というラインが形成されているわけですから、そこにボトルも組み入れるのは、あくまでサロンでマッサージを受けた場合のスペシャルなものです。

それを家でも行うとすれば、1週間に1度とかの頻度で自分でもできるレベルのちょっと丁寧なマッサージを組み込んでみてくださいね、という提案とするのか?という意味の質問。

つまり、スキンケアの通常のお手入れとしてどこにこのボトルを組み込むことにすればいいのか?ということ。

通常ならモイスチャライザーのさらに後に、ということなのか、スペシャルと割り切って1週間に1度くらいの頻度でマッサージのときだけに使ってね、にするのか。

2つめは、誤解のないような伝え方の問題として、あくまでこれは“顔”に塗ってくださいね、っていう言い方をしたほうがいいのかどうかということです。

というのは通常、ボトルは自らの意識の地図、“気付き”を促すために身体に塗りワークする、という使い方をします。

各ボトルはいちおう、その色によって身体のどの部位に塗ると一番よいかという指定はありますが、実際は結果的にその人にとって必要なところにはちゃあ~んと届くので、どこに塗ってもいいし、できれば指定部位だけでなく、全身に塗ればいいんです。

けれど、その指定部位のときに「顔」はないんですよねぇ。(※髪の生え際とか、こめかみはあっても)

私自身は、身体に塗ったあとの最後にまだ手のひらに残っているものを顔に塗りますけど。(けっこうたっぷりとベタベタと塗るので、手のひらにはまだかなりな量が余っている感となっているものですから。)


だから、オーラソーマのコンサルテーションを受けて、ボトルは身体に塗るものだ、と知っている人ほど「これは身体に塗るものだ。」という思い込みが強くて、「えっ! これって顔に塗ってもいいものだったの?」ということをご存知ない方が多いかもしれない、と私は思ったのです。

でも実際にAEOSトレーニングではボトルをフェイシャルに使う。

であれば、「このボトルについてはあなたのフェイシャルに使ったものですし、是非、お顔につかってくださいね。」という積極的な言い方をしたほうがいいものなのかどうか、ということを尋ねたかったのです。

そうしたらそのときティーチャーからは、

「顔に塗ってもいいけど・・ 身体に塗って使ってください、でいいんじゃない?」という答えが返ってきました。

この瞬間私は、えっ! ティーチャーでも、顔よりは身体に使うものだ、と思っているんだ・・と思ってしまい、このときはこれ以上は突っ込んで何も聞けませんでした。

このときから私は悶々と悩んでしまいました。

というのは、実際に私がした質問と同じ質問を私がクライアントからされたとしたら、私は「そうねぇ、顔に塗ってもいいけれど、身体に塗って使って下さい。」とはとても言えない、と思ったからです。

サロンにいらしていただいた方にボトルでマッサージをしておきながら、その方に終わったあと、「これはあと残りをやはり家で顔に塗って使えばいいんですか?」と尋ねられ、「身体に塗って・・」と言うってことは、自分がした施術に使った製品に自信がなかったのか!ってことにならないのか、と思ったからにほかありません。

それは失礼すぎるじゃないか、と。

私ならそう言われたら、「え・・・? ほんとうはこのボトル、できれば顔には使わないほうが良かった、ってレベルのものだったの?」と思ってしまいそうで。


ほら、例えば「全身用シャンプー」で、ほんとうに全身を洗います?

もちろんそう謳ってあるからにはほんとうに全身を洗っていいものだし、そうなさっている方も多いとは思いますが、あれを「ヘア用」+「ボディ用」というように受け取ってらっしゃる方も多いのでは?

そして「顔だけはさすがにもっと敏感だろうから、身体と一緒のものではやめておこう。」と別に「フェイス用」のものを使ったりする人もいらっしゃいません?

ボトルもビンの横に「化粧水」というラベルが貼られてはいるものの、「全身用」という概念ならば、できれば顔は避けておいたほうがいいのかなぁ、と思う人もいらっしゃるかなぁ、と。

そしてそうではないことを証明するように堂々とフェイシャルでボトルを使っておきながら、いざ尋ねられたら「残りは身体に・・」では、クライアントさんに「やっぱりできれば顔は避けたほうがいいのか!」と裏切られたような思いをさせるのでは、と思ってしまったんですね。


だから、この問題が自分なりにすっきりとカタがつくまではフェイシャルをメニューに載せることはできないぞ、と思っていました。

そして、最近、同じくオーラソーマをやっている友人にこのことを相談したんです。

「フェイシャルで使うものを、残りをお持ち帰りになるときには身体に使ってください、では、え? これってあんまり顔には使わないほうがいいようなシロモノだったの?って思われるでしょ?」って。

そうしたらその友人からは一言のもとにこういう返事が返ってきました。

「思わないと思うよ。」

彼女いわく、

「たぶん、通常のクライアントさんは自分ちでフェイシャルマッサージまではしないし、フェイシャルに関する専門的な知識もないわけだから、ボトルを顔にマッサージとして使う、っていう感覚がわからないかも、ってティーチャーは思って、それならば感覚的にわかりやすいボディオイルみたいに使えばいいんじゃない、っていう意味で身体に使ってください、って言ったら?っておっしゃっただけじゃない?」ということでした。

続けて彼女はこう語りました。

「だって普通にコンサルテーションしてて、このボトルは身体に塗るものなんですよ、っていうだけでも皆さん、え? 身体に塗るの?って驚くじゃない。だから顔より身体のほうがまだわかりやすいんじゃないの。そのへんについてはわたし、全く気にしたことなかったよ。」

これには私は全く目からうろこでした。

そうか・・・

同じことを言われてもこうも人によって受け取り方が違うのか、と。

彼女のようにおおらかに受け取れば良かったのか、と自分の思いこみの激しさを反省しました。

だって、私ってばこのことがこれほどまでに自分のなかでひっかかるくらいなら、私はAEOSをメニューに加える場合でも、あくまでもAEOS製品だけを使うことにしてボトルは外そうか、とか考えてましたもん。

実際、オーラソーマのプロダクツには「表向きはこうなってるけど、内実的にはこうだから」というようなこともあります。

カラーエッセンスという商品は、直接舌下にたらしたり、水に数滴入れて飲んだり、というような飲用がOKとは謳われていないですが、実際本国のイギリスではみんなやっていることだし、日本の場合も税関の通りが悪かったから飲用にしていないだけで、ご本人の自己責任で、ということなら飲用に使ってもかまいませんよ、と言われたりしています。

・・・でも、この説明も私は言えません。

「~とまぁ、こういうことみたいです。」という説明まではします。

そのあと、「だからご本人の自己責任で、ということでよろしければ飲用していただいても構いません。」というところが。


これって言い方を変えれば、「何かあったとき私は責任とれませんけれど、あなたが自分の責任の範疇で行ったことだ、と言っていただけるのならどうぞ飲用してくださいな。」ということでしょう?

この責任逃れみたいな言い方がイヤなんです。

さんざっぱら、みんなオーラソーマが大好きな人たちは平気で飲用に使ってますよ~とそこに惹かれるような言い方をしておいて、だけど、万が一のことがあったら知~らない、なんてあんまりじゃありませんかぁ?

こういう言い方しかできないなら、脈のうつところに使ってください、という使い方だけを紹介しておいたほうがすんなりすると思える。

ま、ちょっと話がそれましたが、プロダクツについてはこのような製品もあるので、私は特にこのフェイシャルのボトルの適用についても考えすぎてしまったようです。

この友人にこの話をしたときも、もちろんあなたも感じ方としては私とおなじよねぇ、で、何かいい策ない? どう思う? っていう聞き方をしました。

そもそも受け取り方が違うとは思いも寄らなかった。

つくづく思い込みで行動しないように気をつけようと思いました。

あ、それから。

彼女の言うようにクライアントさんはそんな受け取り方はしないから、ということを踏まえても、どうしても自分のなかで「残りは身体に使って・・」にはわだかまりを感じる私でいることは変わりません。

だから、ここが間違いのないように伝えられるようにちゃあ~んとセールストークを考えようと思います。





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