1月1日元旦に第65回全日本実業団駅伝のテレビ中継を観ていた。第2区は8.3㎞。3区への中継所に入ってくる選手が映った。あらっ!目を疑った。ここは私が2年半暮らしたアフリカのセネガルなの、と。なぜならば映っていた選手が皆アフリカ出身のように見えた。
アフリカのセネガルは、妻の2か国目の赴任地だった。海岸の一部が野外ジムのようになっていて、毎朝大勢のセネガル人が体力づくりを熱心に行っていた。日本のジムのような設備は、なかった。道具や器具はほとんど使っていなかった。砂浜を走る人もいた。
日本大使館主催で駅伝大会が開かれた。セネガルチームが圧勝した。アフリカ人の運動神経と身体能力を見せつけられた。
アフリカには今、中国が深く進出していて、経済援助など活発に行っている。日本も地道だが、アフリカに貢献している。駅伝やマラソンを通して、多くの留学生や社会人が日本に滞在している。この事は、いつか中国とは違った形で、実を結ぶと、私は信じている。