備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

モズ

2006-10-16 23:06:57 | Weblog

小生が まだランドセルを背負っていた昭和の時代。
宅地造成が盛んで、空き地や原っぱがたくさんあった。
そういう場所には鉄条網が張ってあって、
モズのハヤニエが よく刺さっていた。

冬になると 都会の道路沿いでよく見かけたものだった。
近年、あまり歩かないせいか 見かけない。
単に 『不注意力』が身についただけかも。


外出先で、野太いスズメの鳴き声がした。
「チュンチュン」でなく、「ヂュンヂュン」。
ふと、見上げると 電線にモズ。

足を止めて しばらく見上げていると、
スズメだけでなく、他の鳥の声もやり始めた。

なかなか器用に鳴く。
江戸屋猫八か? (たとえが古い…)
そのうち 「ホー ホゲギョ!」と 
西川のりお風にやらないか興味をそそられた。

他にモズが集まってきて、電線にモズが3羽留まって……
「 電線に、スズメが3羽 」だろ!(と また古い……)

モズ相手に 突込みを入れながら 思う。
「昭和は遠くになりにけり」  (また古っ……)


道端でモズの鳴き声を聞いている『野鳥好き』さんに
見られたかも知れないが、
実は全然違うことを考えて たたずむ人でした。 m(_ _)m


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