ひとり言 ひとつふたつ詩集

沖縄から詩をつぶやきます。

400年の雨

2018-07-27 20:02:26 | 日記

                  400年の雨



                400年の
                雨が
                降り
                積もり
                泥の岩盤



                いまも
                降り続き
                その泥道
                くじけることも
                くじけても
                奮い立ち
                歩き続け
                泥に
                足をとられないように
                踏みしめて
                歩いている


                
                時にジグザグ
                時に座り込み
                雨に向かい
                拳を
                声を
                揚げ


              
                ここにある
                と
                叫ぶ


              
                400年
                の
                声は
                そこらじゅうに
                あふれ
                絶えることはない


         
                雨に撃たれ
                しみこんでいるから
                体中の細胞に

                 

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