ひとり言 ひとつふたつ詩集

沖縄から詩をつぶやきます。

強権・・・狂犬病予防を!

2014-01-31 16:24:12 | 日記

                             狂犬病予防のうた


                         うたわずにはいられない
                         声を挙げずにはいられない


                         海が
                         陸地が
                         汚れていくのに

                         
                         始末って
                         はじめたすえの
                         未来への遺産ではないのか


                         心配せずにはいられまいに

                       
                         思考停止の
                         頭ごなしの

              
                         恥知らずの
                         強権が


                         狂犬病
                         涎を垂らして
                         噛みつく機会を狙っている



                         もういないはずの21世紀の
                         狂犬


                         どのようにふるまっているかさえ
                         どのように涎を垂らしているかさえ


                         気がつかない

                         狂犬

猫のオイタ…おおイタイ

2014-01-30 15:20:29 | 日記
                          春の陽に

 
                       にゃーごー
                       にゃーごー



                       春がきた

                       春の陽が
                       そこらじゅうに降って
                       
                       頭の中にも降りそそぎ
                      
                       うかれて
 
                       にゃーごー
                       にゃーごー


                       猫が
                       庭で
                       うかれて
                       踊っている

                       
                       黄色のタンポポを飛び越えて
                       ぽんと跳ね

                       舞う風を
                       追いかけている



  *猫殿がパソコンのキーボードの上で飛び跳ね、パソコンが壊れてしまいました。
 これは職場でそっと書いています。それで、ばれないようにしなければなりませぬの
 で
  本日はこれで。


突き刺さる棘

2014-01-22 17:01:14 | 日記

                           棘



                       やめることなく
                       やめるみをなやむことなく

                       ある日突然
                       体が変色したのです
                       気が付いたときには
                       
                       体中が
                       蝶々になって
                       飛んで行ったのでした

                       春の日の
                       朝でした

                       新しく始めたいことのためにお休みをしたその日でした

                       なぜ
                       きづいてあげられなかったのかなあ
                       

                       こころの中に
                       とげが刺さったまま痛い
                       歩くたびに痛い


                       関心や
                       思いやることって難しい

                       気づけるように日々を過ごすこと
                       日々ていねいに暮らしていく
                       って大事だ

                       雑に過ごすことは
                       見放しているのと同じだって
                       責めている

                       棘のありようは
                       おり
                       したたる

                       汚泥


                       悔やむな 過ぎてしまった時間は
                       
                       やめることなく すぎゆくことはなく
                       やむみは そのなやめるみにおこる


                       どうやったら
                       すくえるのか

                       毎夜毎夜
                       涙を流しても

                       棘は溶けていかない

                       いたい
                
                  

おさむーございます

2014-01-22 16:35:01 | 日記

                            寒い冬


                       もうすでに
                       冬真っ只中で
                       氷の中で
                       凍結


                       想像できない冬なのかもしれない
                       経験のない八甲田山や
                       夢見た大連や
                       ハルピンや


                       鉛色の霧に覆われた
                       浮かれた街に
                       
                       首をかしげて


                       暗い雲間から
                       ぱらぱらと
                       冷たい雨が落ちて
                       さーっと
                       風が吹きすさぶ
                       そして
                       しばらくすると
                       青空がのぞき
                 
                       こころも晴れ渡るかな
                       と
                       思った瞬間
                       ゴーッという
                       恫喝の音が通り過ぎていく
                       4機のファントム
                      
                       これが
                       普通の私の青空か


                       この轟音に                       
                       『ご理解をいただき』
                       ずっと
                       馴れろと


                       
                        
                       
                       

応援歌

2014-01-19 16:21:56 | 日記
                            応援歌



                      ふりかえり
                      ふりかえり


                      姿形を
                      確かめて
                      この足元を
                      固め           
                      踏みしめて

                      ススム


                      どう考えても

                      海の上に砂利や泥を
                      ふりかけて
                      山をもって
                      そこから
                      どこへ
                      飛ばそうというのか


                      紙飛行機なら
                      手の指から
                      

                      0の飛行機は
                      体当たりのために落ちて
                      この島の海に沈んでいったが

                      
                      脅して
                      睨んで
                      がんとばすなんて
                      動物もしない
                      注意喚起をして
                      横切る


                      ふるまったキンピカは
                      釣り堀の餌で
                      つり終わったら
                      喰わせはしないで
                      喰うだけさ


                      そんなものは
                      おれやおれやや
                      振り込め詐欺でも
                      やっているだろうが



                      前へ
                      前へ
                      この重圧をはねのけて
                    
                      
                      自らの足で立ち

                      ススム

                      という
                      自由を