おいぼれた夏
7月は夏の真ん中
青い空のはず
だが
灰色の厚い雲に
大粒の雨
咽喉を塞ぐ
重い湿気を含んだ
熱風
いつもと違う
景色
真夏に向かう
噴きだす汗も
べとべと
と
皮膚に張り付いている
カタツムリが悪いわけではない
なめくじが悪いわけではないのに
べっとりの
のろのろの
のたりのたり
世界が
今に始まったことではない
歪がみ
えぐられていく
崩れる
洞穴
まっすぐってないのか
信じられないだぶるスタンダードは
裏表の
おとなの
立っているところなのか
歴史をもう一度学ぼう
8月の青春は消えてしまったのか
7月は夏の真ん中
青い空のはず
だが
灰色の厚い雲に
大粒の雨
咽喉を塞ぐ
重い湿気を含んだ
熱風
いつもと違う
景色
真夏に向かう
噴きだす汗も
べとべと
と
皮膚に張り付いている
カタツムリが悪いわけではない
なめくじが悪いわけではないのに
べっとりの
のろのろの
のたりのたり
世界が
今に始まったことではない
歪がみ
えぐられていく
崩れる
洞穴
まっすぐってないのか
信じられないだぶるスタンダードは
裏表の
おとなの
立っているところなのか
歴史をもう一度学ぼう
8月の青春は消えてしまったのか