いわず、きかず、みず
あめがふる
木の枝に
屋根に
地に
あめは
深く
しみこんで
底深く
いつか
湧き上がる
吹き上がる
いのちの水
あきらめないで
その良心
時々
暗闇の中に
引きずり込まれて
信じられなくて
いつか
いなくなるということが
考えられなくて
むなしく
突然の
宣告が
あめのふるまえの
急変の冷たい
風に
耐えられなくて
何も考えず
この時間を
ぼりぼりと
がりがりと
がっついている
つもりの
ふさぐ
胸
頭
口
耳
目
みみ
みず
ふさぐ
め
無関心を
よそおう
危険な
こころもち
あめがふる
木の枝に
屋根に
地に
あめは
深く
しみこんで
底深く
いつか
湧き上がる
吹き上がる
いのちの水
あきらめないで
その良心
時々
暗闇の中に
引きずり込まれて
信じられなくて
いつか
いなくなるということが
考えられなくて
むなしく
突然の
宣告が
あめのふるまえの
急変の冷たい
風に
耐えられなくて
何も考えず
この時間を
ぼりぼりと
がりがりと
がっついている
つもりの
ふさぐ
胸
頭
口
耳
目
みみ
みず
ふさぐ
め
無関心を
よそおう
危険な
こころもち