ひとり言 ひとつふたつ詩集

沖縄から詩をつぶやきます。

7月の雷鳴

2024-07-07 15:12:44 | 日記
                     7月の雷鳴

                  7月の雨は
                  雷鳴とともに
                  大粒で落ちてきて
                  草のにおいが
                  むーんと
                  熱気を連れてきた

                   夢を見たんだ
                   歩いているんだけど
                   どこからきて
                   どこを歩いているのか
                   わからない
                   以前に歩いたことが
                   あるような

                   だれもいないが
                   さみしくはないんだ

                   一人で歩いているんだけど
                   だれかが横にいる気がして

                 風
                 冷たい風
                
                 熱気のなかの
                 冷たい風が
                 ほほを
                 かすめていった

                 もう
                 もどれない
                 このまま
                 歩こう
                 そうするしかない

                  
                   
                  

                  

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