ひとり言 ひとつふたつ詩集

沖縄から詩をつぶやきます。

黙とう-慰霊の日に-

2012-06-23 21:44:51 | 日記



 
                     夜に

                         青空があるのに
                         白い雲も流れているのに

                         月が
                         太陽に向かい
                         輝いているのに

                         風が白い花の香りを
                         運んで
                         向こうから
                         やってくるのに

                         暗い闇

                         ネオンが
                         いまにも消えてしまわないかと
                         赤やオレンジの
                         人工の輝きを
                         点滅し
                         
                         落ち着かず
                         
                         テレビの中の
                         まぶしい
                         華やかさは
             
                         怪しい光

                         脳細胞につきさす
                         矢

                         動かない思考

                         生きて
                         
                         活きて
                         
                         歩け

                         朝に向かって

                         

                         
                         
                        
                         

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