Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

散漫な学び

2010-02-15 03:43:22 | 産業カウンセリングのこと
今日はバレンタインデーでした。

私は、代々木にて、昨秋から学んでいる認知行動療法の講座でした。
「対人恐怖」「パニック障害」に続いて、今日は「強迫性障害」について。

現在は、選択理論に基づく「現実療法(リアリティセラピー:R/T)と並行して、認知行動療法を学んでおり、正直、詰め込み・消化不良気味であるのですが、なるべく復習をして、忘却曲線の緩やかな低下を試みています。

産業カウンセラーの資格は、合格しただけでは、カウンセラーのスタートラインに立っただけ。自己研鑽なくしてできることなど知れています。

私は、合格してやがて3年になるのですが、そろそろ技法だけでなく、どんな心理療法を核とするかと考えた時に、現実療法が最も自分らしくクライエントを支援できそうな気がして継続的に学ぶことにしました。

過去に学んできた交流分析(ノンクリニカルTA)は、カウンセリングで使うことはないのですが、最近では、職場で問題行為のある社員についての相談を受ける時に、その社員の生きる脚本が、コミュニケーションのパターン・癖を通して見えてきているようにも思います。

問題の解決をしたいと思い悩み、考える人は多くの場合、上司。
当の本人は、自分では自分の行為が何も問題だと思っちゃいない。

現実療法では、問題は「人間関係」にあると考えます。

特定の個人に問題の焦点を当て、「刺激」で変えようとするのではなく、人間関係の回復を支援します。

現実療法は、コミュニケーション・プランナーと名乗って事業を営んでいる私のミッションにしっくりくるのです。

じゃ、論理情動行動療法や認知行動療法を学ぶ理由はどこにあるかというと、

症状によっては、早く効果が出て、完治しやすい心理療法をカウンセラーとして知っておくことは、クライアントの幸せにいち早く貢献できると考えるからです。

散漫で浅い学びになっているのかもしれませんが、複数の心理療法を学ぶと共通点と相違点が見えてきますし、

それぞれの療法のエッセンスが絡み合って自分の面談が進んでいくのも、最近はささやかな成長とも感じられます。

講座でご教授いただく福井至先生はFC(自由な子供)のエネルギー全開なので笑いが絶えません。

しかも、毎回、紹介されるセッションが目から鱗のものばかりです。

クライエントを思うが故に、クライエントと一緒に解決のためのエクスポージャーを試してみるビデオに出てくる福井先生が、温かく優しくて、治療としてのカウンセリングに唸ってしまうことばかりです。

私が最も感動したのは、視線恐怖を伴う多汗症のクライアントに対して、先生自らが頭から水をかぶり、服の上から脇の下を濡らし、クライエントを同伴して、街中を歩くというという事例です。

クライエントに、思ったより人は自分のことを見ていないことを、同伴者として実感してもらうためにとのこと。

行動療法の心理療法家は体を張っている・・・

まだまだ知らないことがたくさんあります。

とんでもない世界に足を踏み込んでしまったようにも思いますが、手法や自分の役割を限定せず、支援者として無限の打つ手を準備しておくことにします。

自分の散漫な学び方も、自分の特徴として、まずは心の赴くままに学んでいきます。

ポチっとお願いします。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ