Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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修身教授録を読む

2009-12-19 22:07:38 | おすすめBooks
今日は、午後から、「『致知』読者の集い~『修身教授録』に学んだこと~」に行って参りました。

致知』とは、人間学を学ぶ月刊誌です。
多分、同年代の方で購読している人は稀有だと思います。

購読していながら言うのも何なんですが、『致知』のコンテンツは私には高尚すぎます。

出版社の社員さんからの勧めで購読したはよいのですが、毎月毎月ポストに入った雑誌を開封するのは後回し、内容も決して味わって読めている訳ではない、

かなりの不良読者(落ちこぼれ読者?)です・・・

それでも、自分の内側の世界を鍛えるには何に触れておく必要があるのかを教えてくれることもあり、辛うじて目を通して3年目です。

12月に入ってから、読みたい本の筆頭に挙げていた『修身教授録』

修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 (致知選書)
森 信三
致知出版社

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この本、教育に関わる人であれば一度は目を通してはどうかと思う良書です。

「修身」とは、「道徳」の授業みたいな教科です。

西田幾多郎先生に師事した後、研究職に恵まれず、師範学校で「修身」を教えた森信三先生の講義録です。

この本は飛ばし読みなどせず、じっくり読みたい。

本の字は細かく時間がかかりそうですが、基本的に口語体で書かれているため非常に読みやすいです。

私は学生時代、教育学部に在籍していたのですが、その頃の学びは、専攻教科の専門教育に偏っており、教師としての在り方みたいな授業は、教育原理ぐらいしか記憶していないし、読んだ本はルソーの『エミール』ぐらい。

実に、浅い学びでした。

西洋の教育論も必要ですが、『修身教授録』のような素晴らしいテキストがあるのを知らなかったのはとても残念なことです

師範学校の学生に向けた平易なメッセージですが、十分な大人になった私たちにも、轟くような至極の金言にあふれています。

私は、欧米の自己啓発本、中でもジェームズ・アレンの本を好んで読みますが、この本を読み進めながら、時空を超えて人が大切にすべき普遍的な価値を思い知ります。

一方で、日本人としての美しい習慣や精神を日々ないがしろにしていることも思い知ります・・・。

私は、今、社会人教育に携わっています。
実務や実生活に活かされる「思考と行動の変容」に関わる仕事をしています。

研修の進め方やお客様との関わり方は、お客様の要望によって、純粋にインストラクターだったり、ファシリテーターだったり、コーチだったり、カウンセラーだったり。

スタンスは、接客者としてのベーシックマナーを守りながら、その時、その時、流動的に変わってしかるべきと思っています。

その時々に発揮するスキルが違えど、そこには一貫した「在り方」があります。

自分自身、大きくブレることはないと思っていますが、仕事・プライベートと分け隔てることなどできない心の習慣を見直す1冊として大事にします。

エッセンスだけ、手っ取り早く、味わいたい方は、こちらの本を。

「修身教授録」一日一言
森 信三
致知出版社

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清廉な言葉で溢れたページを読み進め、軟弱な自分を正したくなりました・・・

上記、2冊、経営者や部下を持つ管理者にとっても必読とおススメ申し上げます。

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コメント (2)
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