Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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会社の品格

2008-01-28 21:47:08 | おすすめBooks
昨年から、内部告発による企業の不正がザクザクと表面化しており、今年は、しょっぱなから「環境偽装」という名の表示上の一大不正が発覚しましたよね。

通報者を報復人事を初めとした不当な処遇から守る「公益通報者保護法」の施行がトリガーになって、内部告発がしやすくなったのか?それはどうだろう・・・・

30代後半になって、ちょっとは、自分より上の世代と下の世代を冷静に見れるようになってきた感じはあります。

同世代や下の世代からは、会社の不満を聴く機会が多いのですが、断然多いのが、会社や組織の古い体質や、経済合理性でしか動けない会社や組織に過剰に適応し、一般社会の当たり前の感覚が鈍化した上司への不満だったりします。

先日も、30前後の若い女性から仕事のアドバイスを求められた時に出てきた言葉ですが、「就活は厳しかったけど、こうして入りたい会社に入れたのに、こんな嘘っぱちがまかり通る組織なんて我慢できません」と、キレながら話されました。

「○○さんは、そういうのが我慢できないくらい、今の会社が好きなんだね・・・」

「そうなのかなぁ・・・」

給料やポジションについての不満は、少なくとも同世代・それ以下の話の中では、案外少ないかもしれません。近年、給料が上がりにくい期間が長く続いていたこともあり、案外期待していないのか・・・・

昔は、「家族を食べさせていかねばならん」という動機が、働くエネルギーを生み出していたのかもしれませんが、家計におけるエンゲル係数も下がった今となっては、生理的な欲求を満たされた現代人は、より高次の欲求を満たそうとするのはいたし方ないことでしょう。

『会社の品格』

会社の品格 (幻冬舎新書 お 3-1)
小笹 芳央
幻冬舎

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年が明けてから、読んだ本の1冊です。

この本にばっさり斬られてしまう会社は多いかもしれない。

部下をたくさん持つ方は、読んだらどう思うだろう・・・
上司をたくさん持つ人が読むと、自分の組織に失望してしまう人もいるかもしれない。

しかし、会社の不正を未然に防ぐのは法務部やコンプライアンス室、財務の部門のような内部統制を司る組織ではなく、やりがいを実感し、人としての当たり前の感覚と当事者意識を持った社員だと思います。
(国政や地域行政もそうだと思う)

そして、やがて自分たちが新しい時代の経営を担っていく中で、待ち合わせなければならない組織や人づくりの視点が非常に明解だと思います。

その他にも書きたいことが多いのですが、自分の解釈を自分の言葉でまとめきれないのだと思います。

非常にいい本だと思います。もう1冊ご紹介する本を含めてこの2冊については、小笹社長が「僕の書いた本はこの2冊読めば良い」とおっしゃっていた本です。

心からおすすめ申し上げます。

モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 (PHPビジネス新書)
小笹 芳央
PHP研究所

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一日1度ありがとうございます。


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