Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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成長のスピード

2006-11-23 23:36:18 | ちょっと感動
私が元夫の仕事の都合で、ある石油コンビナートの町に住んでいた時、中学生の家庭教師をしていました。

その時、中学2年生だったある女の子が東京の専門学校に進学し、遊びに行こうよとメールをもらっていたのですが、ずっと会えずじまいのままでした。

私は、昨日・今日と連休で、今日、彼女と渋谷で待ち合わせをし、昼ご飯を食べ、明治神宮を経由して原宿、表参道と歩きながら、彼女とたくさん話をしました。

彼女と初めて会った時、彼女は13才でした。早生まれで、体が小さくて、第一印象は「小鹿みたい」

そんな彼女が、保育士になりたいということで東京で寮生活を送りながら学校に通っていて、友達のことや恋愛のことなど結構マメにメールしてきていて19歳の彼女なりの悩みは感じていました。

私が知っている彼女は、末っ子で言葉があまり多くない子だったのに、今日は私がずっと聞き役でした。

話の中心は悩みというより、彼女の不満について。授業中の他の生徒の態度のことや、やる気のない先生の授業や不甲斐ない男子生徒の話とか・・・・

君はいつからそんなにCP(支配的な親)が強い子になったのだ・・・・

正義感と怒りのエネルギーなどそんな激しさをいつの間に蓄えてきたのかちょっと驚き。

でも、話がぐるぐる同じところを回るのよね・・・

あら、私の受け止め方が弱いのかしら・・・。
(産業カウンセラーの試験も年明けにあることだし、傾聴の練習のいい機会かも・・・)

彼女が憤りを感じていることの本質的な部分というのは、実は今も昔もあまり変わらなくて「あぁわかるよぉ、言ってること」って感じることが多かったです。

あんなに弱々しい小鹿のようだった彼女の、ある種の「あるべき論」には、ちょっと感心したりもしました。

しかし、その一方で何か強く囚われていることもあるようで、今後どんな風に非合理的にも飛び出す「あるべき論」を強化していくのかと余計な心配をしてしまいました。

親元から離れて暮らすようになり、親のありがたみを知り、また来年定年になる親に負担をかけまいと自分の将来をきちんと考えるようになって、今年敗退した保育士の試験に合格する為には、どんな風に勉強したらいいのかなどそんな話などもしているうちに日が暮れてしまいました。

出会ってから6年間。いっちょ前に化粧も覚え、車の免許も取って、来年は成人式。男の子から告白されただのなんだの話もうれしそうにするあたりはまだまだ子供っぽいんですけど。

でも彼女なりに、自分のことは自分で考えていて、心のどこかで子ども扱いしていた私の成長のスピードよりも彼女の成長のスピードの方が速いことに気づくのに時間がかかりました(苦笑)。

彼女が帰る実家のある町にはニートが多いそうです。今はまだ就職の決まっていない彼女は私はそうはならないと高らかに宣言していました。

あまり器用ではないものの、自分で考え自分で何かしようという力は持っているようですので初志貫徹することを期待しています。

それにしても「先生は何歳で結婚したの?」とか「何人ぐらい男の人とつきあったの?」などの類の質問は女の子の大きな感心事なんですよねぇ~。

最近、記憶があいまいになりつつあり、恋愛についての彼女からの相談には、曖昧な回答が多かった私です。

彼女の方が恋愛にはポリシーがあってちょっと圧倒され気味でございました・・・(苦笑)

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ヒューレックな人たち(二)

2006-11-23 10:05:49 | ちょっと感動
昨日は私の交流分析の恩師の金井省吾先生のお誕生日であり、お祝いの会に同席させていただきました。

お誕生会と言っても、金井先生がこの日を迎えることができたことを、ご自身が感謝する会という意味合いが強く、奥様の心のこもった素晴らしいお料理とともに、各方面でご活躍の素晴らしいゲストから骨の太いお話をたくさん聞くことができました。

ヒューレック研究会と通じて、私は交流分析を学び、手作りのミュージカルに参加することによって、さまざまな自己啓発ができたと思っています。この2年ほど私が健康で健全でいられるのは、ヒューレック研究会の皆さんのおかげです。

私にとってのヒューレック研究会は「大人の学校」です。それはそこに行けば、人生のあらゆる経験をした大先輩がいて、自分の迷いや悩みが多くの場合、払拭でき、その上でどんな風に生きていけばよいのか、未来予想図的なものを見ることができるからです。

私にとって「大人の学校」であるヒューレック研究会ですが、実はゆりかごから墓場までその活動は幅広く、子育て支援や子供の創造力開発教育など、人生の初期の段階をいかに過ごすかによってその後の人生をよりよく生きることができるかというような人づくりにも非常に力を入れています。

そのひとつが「エジソン・アインシュタインクラブ」という子供の創造力開発の取り組みです。

この活動は正直、話を聞くだけも感動的な活動です。その場にご一緒したことがない私がうわべだけで語ることが恐れ多い活動である為、HPを参照してご理解をいただくのがベストだと思います。⇒こちら

私たちの世代は、「自分のことで精一杯世代」で、会社での問題、自分の人生の問題をどう解決するかで煮詰まってしまうことがまだまだ多いです。

しかし、ヒューレックに来ると、それが多少小さな問題のように見えてくるのは、この定年退職後をよりよく創造的に生きている皆さんの、「ピグマリオンの心」に軸足を置いた愛情に溢れたエネルギーのためです。

実際は、異年齢の人が学べる場所でありながら、私が「大人の学校」と感じるのは、社会の中で十分な大人となった今、どんな生き方があるのかということを背中で教えてくれる「質の高い生きた教材」があまりにも強烈で鮮明だからだと思います。

もうすぐ団塊の世代が定年退職の時期を迎えます。

その後の人生の過ごし方はいろいろだと思いますが、その世代の方の参画がもっと増えれば、ヒューレック研究会もさらにパワーアップしそうです。そして、団塊世代の棚橋正光会長の「熱さ」で、さらにヒューレック研究会が「異能・異年齢」集団として社会貢献活動の輝きが増すことと思います。

そのような場に出会えてよかったと改めて感謝した一日でした。

何か感じることがあったらぽちっとお願いします。



ヒューレックな人たち(一)もあります。⇒こちら
コメント (2)
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