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バド・パウエルの2枚

2013-09-16 | JAZZ
バド・パウエル 本名 Earl Rudolph“Bud”Powell 1924年9月27日 - 1966年7月31日 NY生まれ

ビ・バップ・スタイルをジャズ・ピアノで表現することとした第一人者で、彼の影響を受けたジャズ・マンは数多くいます。
そしてピアノ奏法において、右手(メロディ・ライン)を重要視した高速なシングルトーンで、左手はビートとベースラインのみとしたところに特徴があります。
1940年代のデビュー当初から50年代初頭にかけて最盛期を迎え、ルースト、ブルー・ノート、及びヴァーヴの初期のアルバムで、その超絶技巧のテクニックを聴くことができます。
50年代中期以降は麻薬やアルコール中毒に苦しみ、精神障害も負っています。
1960年代には多くのジャズメンが本国を離れ、ヨーロッパへ移動しましたが、パウエルもフランスに渡っています。
彼の大抵の音源には「唸り声」が入っていて、特に初期の録音では顕著です。
その「あぁ~~、うぅ~~」という声は、私にとって「耳障りな音」として聴こえます。
日本人の中にも演奏中にこの「声」を発する名手?がいて、そのピアニストは菊池雅章です。
初期の菊池の録音でのエピソードとして、エンジニアがこの「唸り声」を機械の故障と思い、慌てたことがあったようです。

私の中のパウエルは、彼の絶頂期より精神病を患って以降、往年の輝きは薄れ、手がもつれてミス・タッチも入っている後期のアルバムの方が親近感や安心感があり、聴く機会が多いです。
勿論、専売特許の「唸り声」も所々で聴こえますが、ここではあまり気になりません。
そんな訳で、時々聴く、パウエルの2枚を紹介します。

「STRICTLY POWELL」 RCA LPM-1423

 1. THERE’LL NEVER BE ANOTHER YOU
 2. COSCRANE
 3. OVER THE RAINBOW
 4. BLUES FOR BESSIE
 5. TIME WAS
 6. TOPSY TURVY
 7. LUSH LIFE
 8. ELEGY
 9. THEY DIDN’T BELIEVE ME
10. I COVER THE WATERFRONT
11. JUMP CITY
BUD POWELL(P) EORGE DUVIVIE(b) ART TAYLOR(ds) 録音1956年 NY

1年半に亘る入院生活から復帰した1953年以降の録音は、出来不出来が激しいと言われていて、このアルバムもあまり評価されていませんが、一音一音を丁寧に弾いて、好感がもてます。
そして時期的には、ブルーノート・レーベルに吹き込んだ5枚の内の3枚目、「BUD(1957年8月)」の前に位置するものです。

「BUD POWELL IN PARIS」 REPRISE R - 6098

1. HOW HIGH THE MOON
2. DEAR OLD STOCKHOLM
3. BODY AND SOUL
4. JOR-DU
5. REETS AND I
6. SATIN DOLL
7. PARISIAN THOROUGHFARE
8. I CAN’T GET STARTED WITH YOU
9. LITTLE BENNY
BUD POWELL(p) ILBERT ROVERE(b) CARL DONNELL“KANSAS”FIELDS(ds) 
録音 1963年2月 Paris

リプリーズはフランク・シナトラのレーベルで、このアルバムは、デューク・エリントンのプロデュースによるものです。
パウエルのコンディションが比較的良い状態の時に収録されたもので、彼の往年の愛奏曲が並んでいるところも、親しみが湧く1枚です。

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