あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

1952年のスタン・ゲッツ

2013-09-06 | JAZZ
更に1年戻って、1952年の名盤を1枚、タイトルは「スタン・ゲッツ・プレイズ」です。

ゲッツはプロ・デビュー後、プレスティッジやルースト・レコードへ吹き込みを行いましたが、その後は、ノーマン・グランツがオーナーのクレフ、ノーグラン、ヴァーヴに次々とレコーディングしていきます。
「1953年のスタン・ゲッツ」でも触れましたが、クール・サウンドからウオームでファンキーなものへと変貌していく過程において、その境目となったのが今回のアルバムです。
アルバムの後に「ジャズ批評 #119」スタン・ゲッツ特集から関連記事を掲載しました。

「STAN GETZ PLAYS」  NORGRAN MGN -1042 (UCJU - 9014)
    
 1. STELLA BY STARRIGHT
 2. TIME ON MY HANDS
 3. ’TIS AUTUMN
 4. THE WAY YOU LOOK TONIGHT
 5. LOVER COME BACK TO ME
 6. BODY AND SOUL
 7. STARS FELL ON ALABAMA
 8. YOU TURNED THE TABLES ON ME
 9. THANKS FOR THE MEMORY
10. HYMN OF THE ORIENT
11. THESE FOOLISH THINGS
STAN GETZ(ts) DUKE JORDAN(p) JIMMY RANEY(g) BILL CROW(b) 
FRANK ISOLA(ds)   録音 1952年12月12日、22日

このアルバムは11曲中10曲が、スタンダード・ナンバーで、ミデアム・テンポとアップ・テンポのものが各2曲、残りがバラードとなっています。
前述したように、ここではクールとウォームの演奏が混在していて、正にデビュー当時のサウンドから変貌を遂げ始めるゲッツを聴くことができます。
ジャケットも「子供のジャケット」として、人気のあるアルバムです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする