ナット・キング・コール Nat King Cole (1919年3月17日 - 1965年2月15日)
アメリカの偉大な歌手であり、ジャズ・ピアニストです。
本名はナサニエル・アダムズ・コールズ(Nathaniel Adams Coles)で、「キング」は愛称です。
アラバマ州モンゴメリー生まれで、1930年代からピアニストとして活動し、スウィング・ジャズ時代末期の傑出したピアニストとして業績を残しています。
1939年にピアノ、ギター、ベースのシンプルな編成からなる「ナット・キング・コール・トリオ」を結成、後のミュージシャンにも影響を与え、オスカー・ピーターソンもこのドラムレス・トリオでスタートしています。
1950年代以降はジャズからポピュラー界に軸足を移し、そのソフトな歌声で大衆的な人気も得ましたが、その時代の中にあっても、ジャズ・アルバムを制作しています。
彼はヘビー・スモーカーでも知られていますが、歌手としての絶頂時に肺がんのため、45歳という若さでサンタモニカの病院で亡くなっています。
私が最初に買った彼のレコードは「NAT KING COLE DELUXE」という東芝の赤盤で、今から40年以上も前のことです。
これはポピュラー・ソングとラテンの両方がカップリングされているもので、今でも時々聴いています。
最近のCDは、リマスタリングされて音質も大きく改善されてきています。
下の3枚のCDは左から、
*オーケストラをバックに唄った不滅の名作
*ポピュラー界でスターとなったコールが、以前のトリオにゲストを参加させたジャズ・アルバム
*英国の人気ピアニストとの共演
そして1991年に父親の声をオーバー・ダビングさせ、大ヒットとなった娘のナタリー・コールと、弟のフレディ・コールのアルバム
ここでのフレディ・コールは、ナット・キング・コールにダブって聴こえるところもあります。
それからLPで、サミー・デイビス・ジュニアの「ナット・キング・コール・ソング・ブック」
サミーは物まねも上手ですが、このアルバムでは自らの解釈で14曲を唄っています。
最後はオスカー・ピーターソンの「ウイズ・リスペクト・トゥ・ナット」
ピーターソン自身の弾き語りと、オーケストラをバックに唄うものが混在していますが、ピーターソンの唄うペイパー・ムーンなどは、正にコールのそっくりさんのようです。
なお、オーケストラのピアノは、ハンク・ジョーンズが担当しています。
ナット・キング・コールは2回の来日経験があり、そのうち1963年2月には東京・赤坂の高級キャバレー「ニュー・ラテン・クォーター」でライブ・ショーを行い、TBSテレビで録画放送されました。
ニュー・ラテン・クォーターでの演奏は、最近CDで発売されています。
アメリカの偉大な歌手であり、ジャズ・ピアニストです。
本名はナサニエル・アダムズ・コールズ(Nathaniel Adams Coles)で、「キング」は愛称です。
アラバマ州モンゴメリー生まれで、1930年代からピアニストとして活動し、スウィング・ジャズ時代末期の傑出したピアニストとして業績を残しています。
1939年にピアノ、ギター、ベースのシンプルな編成からなる「ナット・キング・コール・トリオ」を結成、後のミュージシャンにも影響を与え、オスカー・ピーターソンもこのドラムレス・トリオでスタートしています。
1950年代以降はジャズからポピュラー界に軸足を移し、そのソフトな歌声で大衆的な人気も得ましたが、その時代の中にあっても、ジャズ・アルバムを制作しています。
彼はヘビー・スモーカーでも知られていますが、歌手としての絶頂時に肺がんのため、45歳という若さでサンタモニカの病院で亡くなっています。
私が最初に買った彼のレコードは「NAT KING COLE DELUXE」という東芝の赤盤で、今から40年以上も前のことです。
これはポピュラー・ソングとラテンの両方がカップリングされているもので、今でも時々聴いています。
最近のCDは、リマスタリングされて音質も大きく改善されてきています。
下の3枚のCDは左から、
*オーケストラをバックに唄った不滅の名作
*ポピュラー界でスターとなったコールが、以前のトリオにゲストを参加させたジャズ・アルバム
*英国の人気ピアニストとの共演
そして1991年に父親の声をオーバー・ダビングさせ、大ヒットとなった娘のナタリー・コールと、弟のフレディ・コールのアルバム
ここでのフレディ・コールは、ナット・キング・コールにダブって聴こえるところもあります。
それからLPで、サミー・デイビス・ジュニアの「ナット・キング・コール・ソング・ブック」
サミーは物まねも上手ですが、このアルバムでは自らの解釈で14曲を唄っています。
最後はオスカー・ピーターソンの「ウイズ・リスペクト・トゥ・ナット」
ピーターソン自身の弾き語りと、オーケストラをバックに唄うものが混在していますが、ピーターソンの唄うペイパー・ムーンなどは、正にコールのそっくりさんのようです。
なお、オーケストラのピアノは、ハンク・ジョーンズが担当しています。
ナット・キング・コールは2回の来日経験があり、そのうち1963年2月には東京・赤坂の高級キャバレー「ニュー・ラテン・クォーター」でライブ・ショーを行い、TBSテレビで録画放送されました。
ニュー・ラテン・クォーターでの演奏は、最近CDで発売されています。