まわりで起こっていること

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夜道に常夜灯はありがたい

2017年02月26日 | Weblog

というのも、夕べ。

事務所の隣組、の新年会があって。

夜道を歩いて帰ってきたわけだ。

それで、表題なんだけど、常夜灯が途切れるところで、夜空を見上げた。

満天の星。

思わず、オーと声を出してしまった。

こんなに星が出ていたんだ。

と、また、歩いていると、常夜灯のあるところからの星は、もちろん。

その明るさに気押されて、ほとんど見えない。

当たり前といえば、当たり前の出来事でもあるんだけど。

教訓話めいて書けば、都合の良いのはいつでも、不都合との裏表。

とも言えるし、風や雲、湿り気などなどから、明日の天気を占う、予測する、なんてのは。

お百姓さんやら漁師さんやらのお手の物ではあるんだろうけど、テレビでやってくれると。

だんだん、そんな予知能力なんてのは、衰え、みたいなね。

なんてことはともかく、わが駿河の地は、平地でも満天の星を拝むことができることに思い至り。

そう、夕べの新年会には、最高齢、昭和5年生まれの方も出席され。

まあね、その方のお元気なこと、驚きだ。

肌のツヤはいいし、足腰はピンシャン、この10年、日記もつけているそうで、もう一年も前に話した。

僕の生まれ年も覚えてらっしゃって、ね。

思わず、お元気の秘訣は、とお聞きしちゃったよ。

もともと、歩くのがお好きだそうで、自転車も乗らなかったし、ご実家の能島まではいつも、巴川沿いを歩いて往復した。

そうで。

あの年代の方々の歩きっぷりは、坂本龍馬並み、まではいかないかも、だけど、すごいね。

ウォーキングなんて、洒落たものでもなく、デフォ、日常、当たり前、みたいな。

それに習ったわけではないけど、夕べの新年会は、往復歩きで、iPhoneによりますと。

合計8000歩だった。

去年だったか、その前の年か、初めて八ヶ岳を登り、エネルギー切れで、もう、ここで僕は帰るから。

みなさん、先に行ってください、なんて嘆願をした時の歩数とほぼ同じ。

山道の歩数とは明らかに違うけれどね。

そんなことも思い出した、わがiPhoneのアプリの歩数だった。

ところで、現在のわが課題は、ビジョンなんだけどね。

カーテン工房と既存事業と両方のね、ビジョンをわかりやすく、シンプルに表現したい、っての。

両方とも、究極は同じところに行き着くんだけど、それぞれにね、それぞれの。

なんて机に座ってノートかパソコンの画面を眺めていても、なかなか、まとまらず。

こういう時には、待つ。

ひたすら、待つ。

んだけど、待つともなく待つ、すると、どこからか舞い降りる天使がいる、って算段で。

自分以外の誰それと共有したい時には、シンプルイズベスト、なるべく、簡単な言葉、絵柄、イメージで。

しかも、誰にも親しまれている、共通言語のようなもので、ってことなんだろうな。

この間、名古屋のコンサルさんに、そもそも、経営ってのは、なんだろうね、なんて宿題を出しちゃって。

その真摯で、真面目な御仁、随分と手こずったようで、何日か前に、メールをいただいた。

そもそも、って言葉、割と好きでね、原点に帰る、思惑、手垢、思い込み、決めつけ、常識などなど。

から自由になる瞬間を、その言葉が作り出してくれるわけだ。

そうそう、この間の鹿児島、正式名称を書くと、中小企業問題全国研究集会、ってやつなんだけど。

僕の分科会は、運送屋さんの社長の報告で、人口減少の中、価格競争じゃなく価値競争、と題して。

だったんだけど、彼、医療分野に進出しているようで、運送サービスの提供の仕方などなどを。

メディカルコラボプロジェクト、と命名されたチームを作り、そこで、ニーズ、シーズをごった煮させて。

新たな知見を得て、事業の革新、改善をしていく、というもので。

僕が密かに提唱している、コミュニティ論の具体的な、現実的な実践者、というわけだ。

ので、当方も、この論を具体化しなきゃ、でね。

そんな目で、まわりで起こってることを眺めると、日常は示唆に富む、とも言えて。

万物皆わが師なり、の、前につく、心してみれば、のフレーズ、位置関係がいかに大事か、ってことにも。

気がつくわけだ。

まったく、面白いね。

よくぞこの歳まで生きてきた、という実感的満足感とでもいうか、そんな気分だよ。

そういうわけで、表題、夜道の一灯はありがたい、しかし、一灯なしもありがたし。

コメント
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