BSでね、マヤの文明を掘り起こす。
というような学者さんの番組があって。
なんと言ったか、ドローンか、いや、空撮で地表の中まで取り込む。
そんな技術が開発されたので、このあたりに、遺跡があるかも、という目星がつけやすくなって。
100年かかる踏査が、何日間かに短縮された、と。
その中で、マヤ文明の衰退に至る謎を探っていたんだけど、後来の民、上品にいえば、だけど。
スペインの、コンキスタドーレスだっけ、軍事的にも、宗教的にも、かの地を席巻し。
根こそぎ、富やら民やらを蹂躙し尽くした。
その彼らの持ち込んだのが、キリスト教、カトリック派なんだけど。
もちろん、これ一本、という一神教で、他の神の存在は認めません。
ってのね。
なんだけど、多神教のマヤの民たちは、表題のごとく、で。
そんなこと言ったって、10000の神、八百万といったかどうかは、ともかく。
その一番後に、10001番目でしょ、ってわけだ。
これと同じこと、アイルランド移民のアメリカ人、エハンデラヴィが、富士吉田のパワースポットツアーで。
言っていた動画、見たことあったな。
アイルランドも、多神教だったのか、そんな感じだよね。
軍事的な制圧だけでは、どうにも、心もとないから、古来。
その上か、下か、はともかく、魂を征服するために、宗教という名を借りて、というのが、デフォだよね。
家康さんも、神君なんて呼ばせたし。
上記、マヤ文明の衰退だけど、その学者さんは、気候の変動かも、なんて仮説、立てていたな。
高温、湿潤の気候になり、主食のトウモロコシが、なんだったか、その気候にフィットする。
ジャングルのような樹木が圧倒して、取れなくなった、というんだね。
もちろん、人口も減り、それに輪をかけて、コンキスタドーレスで。
なんだけど、今でも、グアテマラの人口の過半数、800万人の末裔たちがいるようだ。
今でも、トウモロコシが主食なのかどうなのか。
北米の、エスキモー、いや、なんて言ったか、彼らのように、食が西欧化して、グダグダになっちゃった。
なんて話もあるしね、人は食べるものである、ということなんだよね。
シュバイツアー博士が行った、南島の、サモアだったか、どこだったか、あそこも。
偉い先生の食べるものを食べた、ことによって、今までにない病気は出るわ、何は出るわ、なんて話もあるしね。
なにを食べるか、ってわけだ。
久々に、「土と内臓」の残りを読んでいたんだけど、まさに、そんな感じで。
一生懸命に、健康やらダイエットやらとなんだけど、なかなか、食の変わりようからは自由になれず。
ってのが、現代人の悲しいサガ、でもあり。
どこかが痛くなれば、それ、お医者さんで薬をもらって、というね。
その薬が、その痛みにはきいても、他の病を誘発し、ただし、直ちに健康には影響ありません。
という、例の、原発の時の枝野さんみたいな感じでね。
ということを繰り返すうちに、全くの別人種が誕生、となる、ま、何百、何千年かも、だけど。
しかし、くだんの本、によれば、腸内の細菌群は、食べるものによってすばやく変わる、という実験結果。
があるんだ、と言ってもいたな。
そんなこんなで、今週は、日向・薩摩への旅なのです。