まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

これだけ失敗してきたのだから

2013年12月13日 | Weblog
この先の人生ってやつは、楽しくて仕方ない。

っておっしゃったのが。

浜松のね、「しつけの日管」という設備会社の社長の、三輪さんだったけど。

それも、彼の、メンターというのか、心の師とでもいえばいいのか。

長府製作所の社長さんからの受け売りだったそうで。

いずれにしても、その時の、三輪さんのお年が、どうだろう、80歳になんなんと、というくらいだったか。

まさに、失敗は成功の母だったか、そんな類いではあり。

さまざまな苦い水を飲んだあとには、甘露しかないかも、というような。

気分でしょうか。

実のところ、失敗ってのは、存在するのか、って議論はね。

あるんだろうけど。

そもそも、自分の気分から見て、それを失敗と名付けているだけ。

という仮説も成り立つわけでね。

しかし、長いスパンから見たら、それは、ある物事の成就のための。

道筋がね、しっかり描かれている中での一コマにすぎず。

だって、エジソンは、電球を発明するまで、200回、実験を失敗しつづけ、って。

言うんでしょ。

言葉で言えば、それは、失敗、と呼んでいるけれども、ってことで。

ところで、夕べ、小津監督の特集みたいのを、ほんの2、3分間見たんだけど。

ちょうど、岡田茉莉子か、が、原節子の、サイレントカットの場面について語っていた場面なんだけど。

その時の、原節子の、浴衣の上に着ていた丹前のたたみ方が、とても素敵で。

ってことを、出がけに妻と話したら。

ちょうど、その番組を彼女も、階下で見ていたらしく。

なんていう監督だったか、彼女の好きな、石坂じゃなく、ま、そんな監督さんも。

サイレントで語らせている、というね、その手法が好きらしいんだね。

沈黙は金、なんて言葉もあるけれど。

それじゃ、わが父親も、っていうのは、昭ちゃんは無口だったから。

俺たちが、ああだのこうだの、と質問しても、うー、おー、くらいの返答しかないことを。

後々、笑いの種にもしていたんだけど、彼、サイレントカットを意識して、なんて。

ことで、また、笑いのネタにしちゃったんだけど。

言葉、ってのは、そもそも、呪詞だ、なんていう言説も存在し、ね。

この時代は、スマホだから、映像での刷り込み、なんてのも割と手軽にできちゃうけど。

なにせ、ヒットラーの、情報宣伝相のゲッペルスから、もう、何十年とたっているわけで。

そのあたりのテクニックは、もう、進化も甚だしいんだろうから。

って、またまた、話題が変な方向へ来ちゃったね。

今、よっぴで仕事をした社員さんが、ちょっと、帰ります、って言って。

帰宅したんだけど。

無理するなよ、とちょっと、年寄り染みた言葉をかけたら、集中したいので。

しばらく夜やります、というんだね。

そりゃ、それで素晴らしいからね、頼むよ、って風情で送ったけれど。

こうした一連の出来事も、ご近所さんからは、おたくの会社は云々、という感じでね。

よく仕事をするね、と。

しかし、これも、いい具合なおつきあいができているなかでの感想でね。

これが、毎日、暗い目つきで、なにやってるかわからないような仕事だと。

あれあれ、ああいう会社を、ブラック企業というのかね、みたいな。

そんな会話も可能なわけでね、ものごと、というか世間ていうか。

なかなか、なシロモノだな、という感じもありで。

また、道がそれちゃったな、そんわけで。

サイレントカットってのは、いやいや、失敗ってのは、するにこしたことなく。

若者のみなさん、たくさん失敗しましょうね、ということで、締めましょうか。

この、若、という字ね、白川静さんによれば、髪振り乱した巫女さんが、というような字らしく。

若者、というだけで、実のところは、そんな呪詞にもなっているんだろうね、ってことを。

書き始めると、終わらなくなっちゃいますので、このへんで。

コメント
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