久々の介護編です。
今回は、ちょっと動けるようになった人を介助する時、「こうしたらいいよ」とリハビリの先生に教えて頂いたことを。
まず、ベッドからの起き上がり(寝た状態から、ベッドの上に座るところまで)。
介護ベッドなら、T字柵をつけて、それを握って起き上がって貰います。
ベッドは、頭を少し上げて、自然に滑り降りられるようにしておきます。
被介助者は、あらかじめ、ベッドの奥(起き上がるのと反対方向)に頭を引いておく感じにします。
こうすることで、上半身が起き上がるためのスペースができるんですね(ブロードジャンプみたいなイメージかしら)
ベッドの端に座れたら、次は立ち上がり。
この時も、介助する人が支えようとして密着しないことが大事です。
一歩下がって、脇の下にふんわり手を差し入れるようにして、立ち上がるためのスペースを作ってあげて下さい。
ベッドが低いと、いったん踏ん張って立ち上がらないといけないので、関節に負担がかかります。
ぺたっと足裏がつくより少し高めから滑り降りるようにして立ち上がって貰って下さい。
支える方の人は、片方の足を前に出しておきます。
これは、万一、立ち上がろうとしてふらついた時などに、そこから一歩踏み出して支えようとしたのでは、間に合わないことがあるからです。なので、最初から踏み出しておきます。
ポータブルトイレが使える人の場合は、ちゃんと立ったことをたしかめて、下ばきを下げてあげて下さい。
それから、立ち上がりの時と同じ要領でトイレに座るところまで誘導してあげて下さい。
考えたら、起き上がったり、立ち上がったりする時って、体を前に出してますよね。
介助の時もそういう動きができるよう、スペースをとるとやりやすいようです。
※ 今日、こういう話題なのは、阪神が負けたからではありません
何か、試合がないみたいなんですよ。
それにしても、讀賣さん、意地でも中継してくれませんでしたね~(^^ゞ
立ち上がりで密着しない方がいいのは意外でした
何か・・・ヘルパーさんって密着しているような気がしていたので
・・・って、この辺りを全部把握しているヘルパーさんってやっぱりすごいなって思いますね
そして、阪神を勝利に導いてやって下さい(笑)
クマでもと同じく、このシリーズも極力自分の実体験を中心に書いています。
それが少しでもお役に立つことがあれば幸いです。