セリーグCSは、何と、阪神が6連勝で日本シリーズへ。
新聞にファンのツィッターへの投稿が紹介されていました。
「えらい強いけど、どないしてん?」「阪神らしくない」「大丈夫?」という戸惑いから、
「もう信じてええんやな?」(これまでさんざん裏切られてきましたからね)
最終戦の大量リードにも、「大逆転もありうる」「7点ぐらい取らないと安心できない」
実際には、8点取ってもハラハラでしたね(;^_^ゞ
こんな書き込みも阪神ならではですね
巨人については、リーグ優勝したチームにとって、CSはちょっと戦いにくいものです。
優勝が決まった時点で緊張の糸がゆるむのは致し方ないし、第一ステージの間は試合をしないで待っていなくてはならないので、緊張感と実戦感覚の維持が難しいんですね。
ただ、リーグ優勝チームに1勝のアドバンテージが付されるようになってからは、ほぼ優勝チームがそのまま日本シリーズに進んでいました。
短期決戦では、初戦を制した方が戦いを制すというほど初戦は大事。それを戦わずして取った状態で臨めるので、このアドバンテージは非常に大きいです。
今年の巨人は、早すぎもせず遅すぎもせずといった時期に優勝が決まったと思います。
原監督は、優勝直後は若手中心のメンバーを出場させ、カープ戦のあたりには主力を戻していたようです。
最後に、CSでやるかもしれないカープとだったのも緊張感を取り戻すのによかったと思います。
しかし、CSファイナルでは投打ともにエンジンがかからないまま終わってしまったように見えました。
毎試合ホームランが出て、恐さは感じさせられましたが、ランナーがたまったところであと一本が出なかったため、打線がつながりませんでした。
投手陣も第3戦を除いては、序盤に重い失点をしてしまいましたね。
結局、シーズン中に、「タイトルホルダーになるような目立った活躍をする選手もいないし、故障者も多くて、決してチーム状態がいいわけじゃないんだけどなあ」と解説者に言われ続けていた部分が、CSで出てしまったような気がします。
ちなみに、阪神は、首位打者マートン、打点王ゴメス、最多勝利メッセンジャー、最優秀中継ぎ福原、セーブ王オスンファンでした。
一方の阪神は、シーズン中に、4度、巨人に0.5ゲーム差まで詰め寄りましたが、追い越す事はできませんでした。
これが、結果的にCSに幸いしたのかもしれません。
これまでは、中途半端な時期に首位になって終盤失速、燃えつきて灰になったような状態でCSに出てあっさり敗退というパターンが多かった阪神。
今季は、シーズン中にいまいちぱっとしなかったのが、終盤にようやくチーム全体がピリッとしてきたな~という状態でCSに入れたのが良かったみたいですね。
第一ステージでは投手戦に勝ち抜き、第二ステージでは打線が援護して、一気にいきました。
特に、クリンナップが野球のお手本みたいにランナーを返して得点できました。
巨人が1勝でもしていたらどうなっていたかわかりませんが、単発のホームランにおさえられたのが勝因でしょう。
和田監督が選手の出し惜しみをせずにどんどんいったのがよかったですね。
CSMVPはオスンファンでした。
ゴメスかな~とも思いましたが、あの力投にはそれぐらいの価値がありますね。
日本シリーズでも、「阪神じゃないみたい」と思わせてね(爆)
確かに、阪神らしくない(笑)と思いました
仰る通り、気が抜けたり勢いがそがれる状態ですよね
2位や3位スタートの方がある程度勢いに乗って、CSも勝ちやすいのかもしれませんね
第1ステージって言うのが、もっと試合数が多かったら相手が疲れるぐらいになるかもしれませんが・・・
それほど長期戦になるわけではないので、相手に疲れは第1ステージで決定的に出るわけではなさそうですしね
まぁ、CSもいろいろ難しい面もありますが・・・
何はともあれ、そのCSを制したのは阪神
日本シリーズでも頑張って欲しいですね
いつも相手にやられているような野球を、今年は阪神がやっちゃいましたね。
嬉しいけれど、複雑な思いになってしまうのが阪神ファンの悲しい性です(笑)
lucinoさん
阪神が優勝した2003年や2005年は、優勝が決まるのが早かったり、パリーグのみCSがあったりして、本当に大変でした。
その時の「忘れ物」を取り返してきてほしいな。