BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

梅一輪、一輪ほどの暖かさ

2017-02-21 21:01:11 | 体で覚えるシリーズ


 せっかく少し暖かくなったかな~と思ったのに、今日は真冬に逆戻り。
歩いていると、通りすがりの人達がみんな、思わず「さぶ~」と言っています(((゜д゜;)))
そんな中、梅の花が咲いているのを見ると、何だか嬉しくなりました

ここからちょっと飲食注意です。
母のリハビリが大分進んできたので、ポータブルトイレを導入しました。
これは、妹の友達のYさん家からお借りしたものです。
Yさんのお母さんはガンで、長年抗がん剤治療を受けていたのですが、その副作用で白血病を併発してしまいました。
病院からは、「このまま何もせず自然にしていれば余命3か月ぐらい。苦しいけれど助かる可能性のある治療もありますが、どちらを選択しますか?」といわれました。
家族で悩んだ末、自然のままを選択したのですが、すると、「うちは助かる可能性のある人の治療しかできないので、自然に死を待つ方はホスピスに転院するなどして下さい」と言ってきたというのです。
Yさん一家が色々探して、いきついたのが、在宅医療ケア。
お母さんは家に帰って十日ほどで亡くなられましたが、家族に囲まれ、最後に「お父さん、さよなら」と挨拶して逝かれたそうです。
短期間でしたが、その時お世話になったところがすごく良かったというので、うちに教えてくれ、幸い同じ地域だったので、同じところにお願いできて、母も家に帰ってくることができました。
クリニック自体が在宅医療専門になっていて、ケアマネージャーさんや、看護師さん、リハビリの先生との横の連絡もすごくしっかりとれているので、こちらも安心していられます。
まるで、Yさんのお母さんのお導きのよう(^人^)
ポータブルトイレも、ほとんど使っていないからと、貸して下さいました。

病院で見たポータブルトイレは、色がアイボリー×ピンクの組み合わせだったりして、いかにもという感じでしたが、Yさんのはブラウンが主体なので、普通の椅子のように見えます。
これを使うには、ベッドの上での「起き上がり」と、ベッドからトイレへの「乗り移り」という動作が必要です(元気な時は全然意識しなかったけど、日常生活を普通に送るために、体はすごく色々やってくれているんですね(^^;;)。
トイレの座面とベッドの高さを合わせて地続きのようにしておき、ベッドの上で起き上がりながら(必要なら介助を受けて)、お尻をトイレの座面に着地させる、みたいな感じです。

リハビリの先生によると、本当は、おむつをしていても布団の上で出すというのは、人間の本能にすごく抵抗があるんだそうです。
だから、寝たきりの患者さんというのは、便秘になりやすいそう。
母も、ここ数日便が出ていなかったのですが、トイレに座るとめでたくご出産~ (;^_^ゞ
そういえば、わたしも、トイレに行きたいのに、体が眠っている時って、夢の中で一生懸命トイレを探してたりします。
わたしの場合、入るトイレ、入るトイレ、みんな汚くて、「いくら何でもここではできない」というのが定番です。
これも、本能が「今ここでしてはいけない」と思ってるからかもしれませんね。
この夢は人によって違うみたいで、「あ~、見る、見る、そういう夢」という人と、「そんなん見たことない」という人もいます。
たしか、川上弘美さんのエッセイだったと思いますが、同じ状況でもこういう夢を見るという方の話がありました。
その人も、トイレに入ってもできないというところは同じなのですが、できない理由が違うんです。
便器の中いっぱいに折り鶴が入っていて、とても用を足せないんだそうです。
便器にあ~んなものやこ~んなものがこびりついていたり、虫がぶんぶん飛び回っているというわたしとは何という違い。
きっと、普段から、美しい心持ちで暮らしている方なんでしょうね。
コンナヒトニワタシハナリタイ