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前のぶっといチューブに比べると、直径が半分以下ぐらいかも。
母は最初、ピンときていないようでしたが、チューブの鼻から出ている部分を見せて説明すると、「あ、ホントだ」と納得した様子。
でも、やっぱり太いチューブの時にむせたので、汁物がこわいみたいです。
ネットにも、むせたトラウマでいやがるようになるのがこわいと書いてありました。
本人もそうでしょうが、こちらも、「今の誤嚥したのでは?」と心配になることがあります。
そこで、今回は、高齢者の大敵、「誤嚥(ごえん)」「誤嚥性肺炎」特集(?)です。
まず、言葉の定義をはっきりさせると(池上さん風
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高齢者で特に心配されるのは、食事中に前半部分のことが起きることですね。
高齢者でなくても、うっかり飲食物が気管に入りそうになることはありますが、元気な人はすぐ咳をして吐き出すことができます。
この力が弱いと、気管に入ったもの(唾液なども)にくっついたり含まれたりしている細菌が肺に入って肺炎を起こすそうです。
訪問看護の看護師さんによると、咳で吐き出す力というのはけっこう大きくて、わりと下の方に入ったものでもとびだすそうです。
なので、誤嚥していたとしても、何度も咳をしているうちに飛び出して、食道に入るということはあるようです。
被介護者が誤嚥性肺炎を起こしていないかなんて、家族が見ていてもわかりません。
まして、高齢者の場合は、通常の肺炎のような、熱、咳、痰が出るという症状がみられないこともあるそうです。
・なんとなく元気がない
・1日中うつらうつらしている
・食事中にむせこむことがある
・喉が常にゴロゴロ鳴っている
・唾液が飲み込めない
・食事に時間がかかる
・痰が汚い
などの症状がないか、注意して見る必要があります。
うちの場合は、胃にチューブを通しているので、栄養液を入れる前に、チューブがちゃんと胃の中に入っているか確かめるため、聴診器を渡されています。
聴診器がある場合は、胸の音を聴くとある程度わかることもあります。
医療の現場では、「水泡音」とか「断続性ラ音」とか色々聞き分けているようですが、コポコポとあぶくが出ているような音がしたら、誤嚥の可能性があるようです。
ただ、その場合でも、咳をしているうちに誤嚥したものが出ることがあるそうです。
誤嚥を防ぐ一つの方法として、水分にとろみをつけることがあります。
ドラッグストアで粉末のとろみ剤を売っていますので、これを、水・茶・ジュースなどに少しずつまぜて、とろみをつけます。
あまりつけすぎると、かえってのみこみにくくなるので、微妙な加減が難しい
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本人がのみこみやすいとろみとしかいいようがないですが、あえて目安とするなら、ポタージュスープよりちょっとさらっとした感じかしら。
食事介助が必要な場合は、小さめのスプーンで、少量ずつ、本人のペースで口に入れてあげて下さい。
介助する方は、つい、ポイポイ放り込んでしまいがちになりますが
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食後の腔内ケアは、うがいができる人はした方がいいです。汚れの落ち方が全然違います。
ベッドの上でも、洗面器に吐き出せるならした方がいいですね。
うがい用の水やお湯は、できるだけカップの縁ぎりぎりまで入れると、口が届きやすいです。
誤嚥については、いしゃまちサイトに説明や、食事の時に気をつけること、誤嚥を防止するリハビリ法などがのっていて、参考になると思います。
週が明けてもまだ寒いですね(日曜日までって言ってたくせに、ウソつき(笑))
皆様も、お体大切に。雪が降っている地域の方は、雪にも気をつけて下さいね ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
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