「ミイラ女？」
「もぉー、クマたんになんかあげへん！」
気をつけよう、その一言が死を招く
クマたんはお隣のクマガイ博士に泣きつきました。
「博士、ボクは何がいけなかったんでしょうか。ミイラみたいに見えたからそう言っただけなのに
」「ハハハ、思ったことをそのまま口に出しちゃうなんて、それはきみ、野暮と思われても仕方がないよ。
それでなくても、女性は男性に比べて言葉に敏感なところがあるからね。同じことを言うのでも、どういう言葉を選ぶかによって反応がまるで違うこともあるんだよ」
「そういえば、そういうところがあるような…」（よみがえる過去の失敗の数々
）「自分ではそんなつもりはないのに、なぜか女性を怒らせてしまうという人は、言い回しに気をつかって味噌。きっとチョコの数が激増するよ。
慣れないうちは、ストレートに言っていいのは誉め言葉だけと心得よう」
「博士は女性の心理にも詳しいんですネ」
「ぼくは５人兄弟の４番目。３人の姉と妹にもまれて、女心は体で覚えたヨ！」
「きっとすごくモテるんでしょうね。チョコもいっぱいきてますね
」「ハッハッハ…きみみたいに相談をもちかけてくる女性は多いんだけどね。なぜかいつも、『お世話になりました』で終わっちゃうんだよ。これは、お礼がわりの義理チョコさ」
「あ、そうなんですか」
「でも、理論と実際が必ずしも一致しないのがこの世界の面白いところさ。机の上で計算したとおりに事が進んだら、ワクワクもドキドキもしないだろ？」
とってもポジティブなクマガイ博士。クマたんも前向きにキョコたんと仲直りすることにしました。
さぁ、あの特大チョコをゲットできるか
そして、このブログを見て下さっている皆様には、わたくしから愛を込めて
ＨＡＰＰＹ ＶＡＬＥＮＴＩＮＥ！