彼女は、長らく二階堂に住んでいたそうです。川端康成の【山の音】などの、舞台だと、思われる・・・・・鎌倉きっての高級住宅街です。ちょっと駅から遠いのですが、
割と、バス便が多い、【大塔の宮(=鎌倉宮)行き】のバスの終点から歩けば、ほとんどのお宅が、10~15分以内の徒歩圏内です。
鎌倉駅(=表駅改札口)、すぐそばにあるバス停で、時刻表を把握してしまえば、割と、苦労なく、家へ帰ることができます。お金持ちが多いので、東京都や、横浜市と違って、鎌倉市には、高齢者優遇パスは、ありませんが、バス代を払いたくないという人はいないでしょう。 彼女が、そちらで長らく住んでいたお屋敷は、広い敷地だったと、推察していますが、今は、分割して、売りだされているはずで、どこだったかは、私には、わかりません。
でも、驚くべきことに、浄妙寺住宅団地(三井不動産が売り出した、原節子が隠れ住んでいたことで、有名)に、240坪の新たな土地を買い、(もし、前の家があったら、取り壊して、更地にして、たった一人のために、26坪程度の新築をしたそうです。
ご主人が長らく芸大の教授だったそうで、(これは、私の方が控えて、話題には、出しませんでしたが)、遺族年金は、きっとすごく高いでしょう。だから、貯蓄を崩しても構わないし、お子様もいないので、貯蓄そのものが必要ないのです。
ところで、会話の始まりは、彼女のコートが素敵だったからです。絹地に見えたが、違うんですって。でも、軽い事、軽い事、30年以上前のものだけど、ほかの、2,3のコートと合わせて手放せないそうです。
デザイナーは、たぶん、山本耀司だったと思うけれど、(記憶が不確かなので、
三宅イッセーだったか、山本寛斎だったか? ともかく、その三人のうちの誰かでした)
(ここから先ですが、伊藤玄二郎達は、その女性を特定していますね。で、文章を、書けなかったり、読みにくくさせるシステム異常が始まっています。その上流階級・女性と、私が、これから先もずっと友達であると困ると思っていて彼女の上等ぶりをかかせない様にしているのでしょう。
それは、インデントの以上で末尾が読めないという形です。直そうとすると
三万字を超えるのでアップできないと言います。嘘ばっかりです。
仕方がないので、その苦労は我慢をして書き続けます)
ちょっと、ふわっとしてすそ広がりの、シンプルラインですが、ともかく、着ていて、
気持ちよさそうで、そこがあまりにも素敵だし、つい、「それって、生地は絹ですか?」って、
質問をしちゃったのです。
でも、答えは、「絹地風に織った新繊維で、とても軽いのです。30年以上前のものですが、山本耀司のものです」という答えだったと記憶しています。でも、それ以降の会話が面白かったので、
その素晴らしいコートをデザインしたファッションデザイナーの名前は、忘れてしまいました。色は少し緑味がかかった茶色で、派手ではないけれど、ともかくいいものだと、わかるのです。ただ、威張る為とか見せつけるために、ブランド力を誇示しているわけではなくて、着ている人のためを思う服です。で、そういう服を選んで、しかも大切に使っていると、聞いただけで、その人を尊敬してしまいます。
今、私は主人の栄養に気を使っていて朝起きたら、一日分のお料理を8時間程度かけて作ってしまいます。だから、夕方、時間を決めて帰宅しないでもいいのです。
わたくしは、彼女の姿勢がしゃんとしていて、どこにも老人めいたところのない女性だけど、それでも高齢者であることは変わりがなさそうで、「ご主人は、おうちで、待っていらっしゃいますか?」と質問をすると、もう亡くなったという事で、私は勿怪の幸いとしてお茶に誘いました。
そして、ものすごく豊かな会話を、二時間半楽しみました。小学校、中学校、高校、大学とすべての学友を奪われている私にとって、久しぶりに心から楽しめた会話でした。彼女は、女子美卒だそうで、芹沢けいすけの孫弟子にあたるとか、最近亡くなった有名染色家も、「実はすでに人を使っているのよ」とか、
業界の内輪の話に入っていきました。わたくしもすぐ受けとって、「そう、そう。草間彌生もね、MARTIALIZEといって、人を使って、作品を作っているの。私はね。草間に関して、ニューヨークの美大(彼女には、その名前は、
言っていないが(プラットインスティチュート)で、研究した成果を美術論文として発表しようと考えたけれど、30年以上前だったので、まだ気が小さくてね。草間本人に発表してよいかどうかを問い合わせたの? 電話番号は、朝日新聞学芸部で、教えもらったのを使って。
まあ、その時の驚いたこと、驚いたこと。30分以上の長話になったのだけれど、草間は、精神病(強迫神経症)でも何でもないのよ。あれは、自分を飾る為の金箔の一種です。精神病院で寝泊まりしているけれど、それは、付き合いを制限できるから、アイデアを練るのに有利だからそうしているだけで、精神病でも何でもないです。非常に明晰で計算高いです。
ビジネスウーマンで、自分が有名になる道、お金が儲かる道に、さとい人です。
とか、言いました。
で、続けての、彼女の話の中で、それは、良い、それはその通りと、賛成したのが占いの話です。
彼女は、今年2025年とても、占いがいいそうです。「だから、今年のうちに死にたい」と、言いました。これは、普通の考え方とは、真っ反対。占いがいいと、生きていて、仕事が発展をするとか、お金が儲かるという予測を立てるでしょう。そういう方向で、良き占いを使うのではなくて、良き死の瞬間を迎えるために、占いの示唆する幸運を使うのです。それは、見事な考え方でした。老人になって、最もつらいことは、自分でトイレまで、歩いていけなくなることです。しかも、やわらかい便の体質だと、取り替えてもらえない間、気持ちが悪くて、自分でおむつを取ってしまうのです。で、両手をベッド柵に縛り付けられたりします。かたい便の体質だと・・・・・しかし、これから先はわざと、語らないで置きましょう。
ともかく、現在健康で、持病のない人にとって、未来が、何年間、残っているのか、自分ではわからないです。もし残っている未来が、10年以上だったら、他人のお世話になる未来を当然予期しないといけません。だから、占いが、幸運ですと、いっている期間中に死が訪れてくれますようにと、願うのは、至極賢い事だと思いました。
この会話が交換されたのは、2025-4-17です。わたくしの会話は、当然盗聴されています。だからこそ、居酒屋奈可川に伊藤玄二郎は、現れたわけですし、その直後渡辺賢司も、私の目の前に現れて、しかも直後
あり得ない方向(=夜の8時半過ぎに駅へ向かう)へ、歩み去ったわけですし、盗聴は確実です。
一方、この日の会話の相手である彼女は女子美卒、国画会工芸部門準会員です。しかも夫は、芸大教授だったとなると、テレビには、出ない物の、文化人、かつ、上流階級の人の典型です。
そういう上流階級も占いを使っているのだと、いう事は、占いおそるべし…‥と、朝日新聞が考えた可能性があるのです。わたくしは昔から、女子美おそるべしと、言い続けています。女子美は、入学試験の難易度は、高くないです。しかし、最初から迷わず、お見合いに入るので、夫の格の高さに影響されて、ご本人も格ノ高い人になる可能性があるのでした。
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