AMASHINと戦慄

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宝塚コスモゾーン

2014年11月03日 | 名所ガイド、巡礼記
本日は敬愛してやまない作家、手塚治虫先生の86回目の誕生日(というのを手塚先生のご息女であられるるみ子さんのツイートで初めて知った)。
というわけで、10数年ぶりに宝塚にある手塚治虫記念館へ、夢に現れた鳳凰に誘われるままフラフラと訪れたのでした。

この記念館がなんで宝塚にあるかというと、それは手塚治虫が幼少期を過ごした場所だからにほかならないってのは言わずもがなですかね?
先生の自宅の近所にはタカラジェンヌたちがたくさん住んでいて、歌劇好きの母親に連れられてよく劇場に行ったというなんとも羨ましい環境でお育ちになられたんですね。
そんな華やかな環境での育ちがもとで生まれたのが、少女マンガ『リボンの騎士』というわけであります。

今年は宝塚歌劇100周年及び手塚治虫記念館20周年でもある。


私の家から宝塚はけっこう遠く、正午くらいに行かないといけないのをまた家でチンタラしてて宝塚駅についたのは午後4時。閉館1時間前だ。
といっても、過去に一度来た時に、内部はべつだんこれといって注目に値するものはなくて、まぁ小さなお子ちゃま向きに造られた施設であるのは間違いなく、私のような『奇子』、『きりひと賛歌』、『ばるぼら』などの黒手塚作品を好む人間にとってはかなりものたりなくて、1時間も留まれば十分であることは予めわかっていた。

入館料は700円。ロビーの奥には手塚先生のデッカいイラストが・・・神様を踏んづけてもいいのか!?



できれば仰向けに寝転んで眺めたかったんだけどね。通報されちゃうから。



現在館内2Fでは、表現者として手塚治虫の精神を継承したとされるミュージシャン忌野清志郎の展示会が催されており、彼が生前描いた卓越した絵画やメッセージなどが展示されている。
忌野さんはかつてるみ子さんがプロデュースした手塚漫画オムニバスCD『アトム・キッズ』(廃盤)にも曲を提供しており、そこであまり知られていないアトムの番外編的キャラの少年マルスのイメージソングを歌っている。
今回この曲がシングルCDとして復刻リリースされた。



正直、私は忌野清志郎の音楽も歌声も全く好きではなく(「いけないルージュマジック」は衝撃だったが)、展示室をザッと見て回ってもそれほど彼と手塚治虫との関連性を見出すことはできなかった。
でも彼が手塚マンガに影響受けて育ったのは事実らしく、彼の言葉で「僕はカブトムシ(The Beatles)とオサムシ(手塚治虫)の息子みたいなもんなんだ」っていうフレーズがとても印象に残った。

実を言うと、私があまり満喫できないとわかっていて手塚治虫記念館に赴いたのは、この忌野×手塚のコラボグッズが欲しかったからにほかならない!



そういえば、本日から東京の方では『手塚治虫の美女画展』ってのが、吉祥寺のギャラリーで催されてるんですってねぇ。
この展示会、手塚治虫記念館でもできませんかねぇ~
小さな子どももいるんで無理ですか・・・そうですか・・・



あ、ひとつ正直に言いますと、手塚治虫記念館に行ったのは昨日です。
なにはともあれ、手塚先生、お誕生日おめでとうございます。


今日の1曲:『い・け・な・いルージュマジック』/ 忌野清志郎&坂本龍一

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