AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

アジアン・カンフー・ジェネレーション

2010年07月08日 | しねしねシネマ
今週はBSでジャッキー・チェン映画の特集やってて、部屋で何気なくその時放映してた『プロジェクトA』を久々に見てたらこれが楽しくって思わず最後まで見入っちゃいました。
この作品は小学校の頃テレビの吹き替え版を夢中になって見てたけど、字幕版を見たのは今回が初めて。
西洋人も中国語しゃべってたんだね。




とにかく名アクロバットシーンの詰め合わせのような映画ですわなぁ。
ジャッキーとサモハン・キンポーのコンビも絶妙で、まぁサモハンと言えば我々の世代ではデブの代名詞みたいになってるのだが、あの体型でカンフーに長けているってギャップが当時なんか凄い魅力だった。
敵さんもみんなカンフーの達人で、子供の頃中国の人らって老若男女みんなカンフーの達人なんだって本気で信じてたもん。


ジャッキーの凄いところは、世界最大級の危険極まりないスタントシーンをすべて本人がこなしてしまうというところ。
ここまでやってしまう人は先にも後にも見たことありませんわ。
この作品の見せ場といえばやっぱ袋小路でのチャリンコチェイスシーン。
民家の裏戸をノックしていって家の主が戸を開けたら後方の追っ手がタイミングよくそれにぶち当たったり、通行人がかついでるはしごにぶつかりそうになったところをジャンプでよけてまたチャリに飛び乗る(もちろん次の追っ手はそれにぶつかっちゃう)など、正に香港映画ならではのユニークなアクロバット劇ですわなぁ。

そしてなんつっても、あの時計台からジャッキーが落下するシーンですよ!!
あれは今見ても凄いよな!
ジャッキー、あれ決死の覚悟ですよ。一歩間違えれば確実に死ぬもん。
でもやりたかったんだよね。監督・脚本は彼だもん。



この映画見てたら、ほんと最近のワイヤーアクションだの3Dだのがアホらしゅうなってくる。

あ、あと北斗の拳に出てくる牙一族の族長って、多分この映画の海賊の大ボスがモデルやったんやって今回見て気がついた。

まぁあの頃の小学生にとってジャッキーってのはほんと憧れの的だった。
私なんかはテレビでジャッキーの映画見た夜は、部屋で仰向けになって手を使わずに足の反動だけで跳ね起きる練習を何回もやって首筋を痛めたものさ。
とにかく道じゃない所を歩くのが好きで、よその家の壁によじ登ったり、川に掛かってる円柱のなんかを渡り歩いたりもした。
ブランコが激しく交錯しまくる中をよけながら横断したり、下にすべりこんだりもしたっけな。
ガラス瓶見つけては道端に叩きつけて割ったり、田んぼの用水路の水を飲んだりもした。
とにかくむやみやたらに危険極まりない(三
これも今思えばジャッキーの影響だったんだろうなぁ。

今の子供たちはこういったカンフー的な遊びの楽しさを知っているのだろうか?


で、スパイク・ジョーンズ監督の傑作カンフーMVと言えば、これ!



今日の1曲:『Get Yourselt High』/ The Chemical Brothers feat.K-OS
コメント (2)
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