筋肉少女帯とCoccoのネームが同居するなんて、超プレミアTシャツだね!
土曜日に午後連メンバー内で虎視眈々と計画が進められていたRUSHカナダ遠征ツアー前の緊急臨時集会が開かれた。
といっても私はこのツアーに参加するわけではなく、まぁ激ヒマだったのと、OTODAMA07ライヴレポおよびOTODAMATシャツお披露目の名目でこの会合に出席した次第である。
私は夕飯時くらいに合流したのだが、昼間からRUSH狂教祖焼きナス-X(仮)宅の寄り合い場では、シアタールームでの予行演習など今回のツアーに当たっての大々的な下準備が着々と進められていたのだそうな・・・このハリキリ加減にはいよいよ呆れ果てるばかりである。
私が合流後程なくして近所のガストに赴いたのだが、そこで私が昨日のチュートリアルとブラックマヨネーズの深夜番組で、チュートの福田がピンク・フロイドの『炎』のTシャツを着とったことを話したのがキッカケで「バンドTシャツ談議」と相成った。
言っていたのが、よく芸能人でAC/DCやモーターヘッドのTシャツなんかを着ている奴をよく見かけるが、絶対聴いたことないやろうということ。
とにかく私たち音楽好きにしたら、こういうファッションだけでバンドTを着るような人種は特に虫が好かんのである。
ロック野郎にとってバンドTシャツは自己主張の手段である。どれだけダサい柄であろうが、そのバンドが好きだったら盲目的にそのTシャツを購入し、着続けるのである。
また、メタルバンドのライヴに行った時などは、敢えてその日のライヴのバンドのTシャツを着ずに、他のバンドのTシャツを着ていったりして、「俺は他にもこのバンドが好きなんだぜ!!」ということを暗黙の内にお互いアピールし合うのである。
とにかくロックTシャツ、特にメタルTシャツ野郎はダサい!!
だいたいが黒地でダボダボ。そして何回も着るものだから生地もビヨ~ンとたるんで、色がだんだんと薄くなっていき、プリント柄にはヒビが入ってくる。
それでもなお、そのダサいメタルTシャツを着続けるのであります。
その日も自称プログレ研究家のサムソンが黒地のダボダボのイエスTシャツを着ており、そのダサ加減を皆で大いに指摘してやっておりました。
彼は以前も黒地にMR.BIGのメンバーの写真がデカデカとプリントされた、とても21世紀のものとは思えないTシャツを着てきて、私どもを驚笑させた。思わず記念撮影までしてしまった。
彼の名誉のために言っておきますが、彼は普段はポールスミスなどのブランド物で身を固めている午後連一のオシャレさんなのだが、こういうくだけた寄り合いの場では狙っているのか、トンデモないTシャツを着てきくるのだ。
まぁ私なんかも、高校時代はオーヴァーキルの“YEARS OF DECAY”Tシャツ、モーターヘッドの“GIME SOME”Tシャツ、D.R.I.の“モッシュ奨励”Tシャツなんかをよく好んで着ておりました。
大学生になってからはピンク・フロイドの“原子心母”Tシャツ、レッチリの“ロゴ受精”Tシャツ、カーカスの“臓器移植”Tシャツなんかを好んでよく着ていたように思います。
午後連の焼きナス-Xとは偶然にも学部、ゼミが一緒で授業のある日は校内でよくツルんでいることが多かったのですが、焼きナス-Xは方やボン・ジョビのメンバー写真プリントTシャツ、私は方やカンニバル・コープスの“BLEEDINGゾンビ”Tシャツで並んで校内を闊歩しており、周囲の者には異様な組み合わせに映っていたに違いない。
今日の1曲:『(WE ARE)THE ROAD CREW』/ MOTORHEAD