酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

疑問が解けた 関ヶ原  その1

2006年12月10日 | コミュニケーション
かねてからの疑問が解けた関ヶ原巡りになりました

その疑問とは。。

関ヶ原は 果たして関東か 関西か?



関ヶ原の東が関東 そして西が関西

そのように学んできました

では ここ関ヶ原はどちらになるのか  今回の訪問で地元の方が答えてくれました



JRの関ヶ原駅です  岐阜県です 名古屋から在来線で約40分でした



狭い盆地に繰り広げられた 東軍と西軍の陣営です  その数20万

最初に訪れてみたかったのが「歴史民族資料館」でした

道を尋ねる旅人に優しかったのが キオスクの女性です

わざわざ表に出てきて 場所を教えてくれました


途中で出会った男性も 丁寧に挨拶を交わしてくれました 

これで 関ヶ原のイメージはグ~ンとアップ

なにかいいことがありそうな気配が漂ってきましたね



資料館に着いたときは ちょうどお昼になりました

右側にあったのが 喫茶店の「F」です  カレーとコーヒーを運んできてくれたのは 先ほど挨拶を交わした男性でした

マスターだったのです



この土地で生まれ育ったMさんでした

関ヶ原談義に花が咲きました  さすがに詳しい方でしたね~

西軍のファンだというMさん  これですっかり意気投合

なにを隠そうこの私  敦賀藩主の大谷吉継に惚れてます


1時間は あっという間でした

記念館で出迎えてくれたのが。。



竹中半兵衛でした 地元の英雄です



徳川家康と石田三成



右から6番目の武将が 大谷吉継です



西軍が敗れること 小早川秀秋が裏切ることを察知しながらも 三成との友情に命を懸けた武将です



合戦の模様を音声を交えて説明してくれました

なかなかの迫力でしたね



記念館に別れを告げ いよいよ合戦場に向かいます



ついに来ました


<疑問の答え>

マスターのMさんが答えてくれました

関ヶ原は 関東でも関西でもありませんでした

いまでいう”中京圏”に属し 言葉も関西弁ではないそうです


ただ 面白いことに 家が隣同士なのに 餅が四角(関東風)と丸い餅(関西風)に分かれるそうです

前回の記事のコメントで まっちゃんさんにヒントを披露されました(笑)



記念館で求めた大谷吉継の家紋入りのぐい飲みと 千社札

名古屋のホテルで”初飲み”しました

これからは「マイぐい飲み」として 持ち歩きます












コッコちゃんの復活

2006年12月05日 | オヤジのつぶやき
にわとりの コッコちゃんが完全復活しました

2週間前までは 小屋で”集団生活”をしていた"彼女”でした

なぜか 仲間たちのいじめにあい 背中を突かれるは 追いかけまわされるは 餌にもありつけず すっかり痩せ衰えてしまいました

背中の羽までなくなってたそうです

衰弱しきった姿を見て 可愛そうに思ったYさんです



にわとり集団から隔離しました  いま ハウスの中の 暖かい「別荘」に住んでいます



「コッコ コッコ! こっちにおいで」」

なんと Yさんの呼び声に 近寄ってきます  警戒心がまったくありません

私のそばにも 擦り寄ってきました  犬や猫と同じです

背中をなでてやります うれしそうです

羽も生えそろっていました

Yさんの話です

「すっかり元気になりましたよ 驚いたことに コッコの生む玉子は 他のにわとりのどれよりも素晴らしいんです」

玉子のいいのは 餌だけの問題ではなさそうです

ストレスも溜まっていたのでしょうね

Yさんに コッコと名づけられたこのにわとり。。

すっかり元気になりました

このまま 安穏なひとり暮らしを続けていくことでしょう


昨今 ニュースで耳や目にするいじめの問題です

考えさせられた この日の野良仕事でした


< きょうの おまけ>

野菜の 出来具合の調べ方です



白菜は 上の部分を指で”つまみ”ます



キャベツは 指で”押し”ます

指の感触で成熟度がわかります  野菜ファンの方 どうぞ参考にしてください

厳寒の「いじめ」に立ち向かい 元気に育った野菜たちでした











梅 & 大統領

2006年12月03日 | コミュニケーション


今年も 余すところ1ヶ月をきりましたね

ここ 湯島神社(湯島天神)は 昨日も多くの受験生と父母が訪れていました

願いを込めた絵馬が連なっています



本殿の左側の店が 賑わっていました



干支占いの名物オジサンです  お守りを売っています

昭和13年 寅年生まれの奥さんがお客さんでした

「奥さんは気が強い  負けず嫌いでしょう?  お金は溜まるが人が近づいてこない

なにごとも トコトンやらないと気がすまない  少し力を抜きましょう。。」

素直に頷いて500円の"お守り”を購入する奥さんでした

「ところで隣は旦那さんですか?」

紳士が笑いながら答えます

「そう。。14年のウサギだよ」

お!ウサギ  これは思わぬ儲けもの。。 私もです タダで聞けそうです

「あなたはお金が溜まらない 入ると使ってしまう そして 人に頼まれるとイヤと言えない  人が良すぎる」

ふん。。ふん。。なるほど

「うさぎ年 七赤金星の来年は お先真っ暗ですね」 なぬ?

「ただし あれもこれもと欲張らないで ひとつのことに集中してください  運が開けます

 奥さんも 気が強いだけでなく 旦那さんを労わらなきゃね  ハイ旦那のお守りも。。」



火打石を カチッ カチッ  ひとカチ500円 (笑)


なにやら モヤ~とした占いでしたが まぁ火打石のご利益を信じましょう

お守りですか? 家には飛行機の神様「飛び不動」のお守り袋がいっぱいありますので。。


この日 この受験生たちには関係のない「予備校」が開催されました

来春 研修講師の資格を取得したい方々も交えた"特訓研修”の初日なのです

私が担当させていただきました 参加者は8名の男女です

宇都宮・川越・足柄山からおいでになった方。。

なかでも ビックリしたのが 奈良県S市からお見えになった男性のSさんです

数ヶ月を費やして すでに10回の上京を果たしていました

大学2年の娘さんを筆頭に 高2 中2の息子さんの父親です

奥さんの理解がなければ 叶えられない受講でしょうね


Sさんは 受験には消極的でしたが 念のため薦めてみました

気持ちが動いてくれたでしょうか



2月の開花を待つ 境内の梅の木です

絵馬で合格を願った多くの受験生 そして講師試験を受けるというHさん みんな見事な花を咲かせてもらいたいものです


Sさんは一泊されるそうです



ホテルへ帰るまでのひと時でした  例の大統領で「大統領」でした

5時間半の研修の後です  おいしゅうございました



< おまけ >

お隣は 研修参加の女性ではありません

ブログ掲載の許可をいただいた K県からのお客さんです

常連の このふたり組 ホッピーを飲んでました

ヒョウキンな店員さんもいました














いい出会い IN 醤油の里

2006年12月02日 | コミュニケーション
味噌が岡崎なら 名コンビの醤油のふるさとは 誰がなんと言っても (言いませんね 笑) 野田市でしょう



東武野田線の野田市駅です  2ヶ月振りでした  この日は車で訪れました

駅前に立つと ほのかに醤油の匂いが漂ってきます   腹いっぱい吸い込みました

駅から5分 醤油界の牙城「キッコーマン」の工場が見えてきました



運がよかったですね  埼玉県からの団体さんと一緒になりました



醤油は 世界90カ国に輸出されてるそうです  日本の味覚が世界の味覚になりつつあります



初期段階の”もろみ”の匂いを嗅ぐオジサンです

「あまり 匂わねぇなぁ~」 鼻がつまってるのでしょう (笑)

キチンと"麹”のような匂いがしてました  いい匂いです

ちなみに このもろみは 大豆が1 小麦も1 そして塩の割合は0,7だそうです

大豆は米国 小麦は米国とカナダからの輸入で 塩だけは嬉しいことに日本産。。

福島県の小名浜から運んできます



1日に 30万リットルを絞りきった「布」です

この布の長さは 2800米もあります

成熟した もろみを入れて一滴も残さず絞り切ります

カスは ボイラーの燃料  醤油油は機械油や燃料になります


醤油をボトルに詰め込むところは ビデオによる説明になりました


さて。。 今日の訪問は 醤油のお土産が目的ではありません



10月に 研修で伺った市役所です

市役所の中で 新たな嬉しい出会いがありました 



未歩さんのブログで紹介されたさくら吹雪さんの「押し花作品展」を拝見しました




従来から抱いていた 押し絵の概念が覆されましたね

繊細 緻密 感性の素晴らしさです

どれを見ても 素敵な作品群もさることながら。。



40名近いグループをまとめるさくら吹雪さん。。

はじめてお会いしましたが 穏やかで 笑顔の素晴らしい 想像通りのリーダーです

そして 押し花10年の体験に基づいた 落ち着いた静かな佇まいの女性でした


即席に 押し絵の作り方を 伝授されたオヤジな私。。

絵手紙が大好きなわがマダムです

近ければ すぐにも入会しそうな魅力がありましたね

しばしのお話のあと お互いの「訪問」を約束してのお別れでした


研修担当の方との再会も果たせました

「人生の紐」が また1本結ばれたようです

醤油の里での 素晴らしい出会いでした


ブログのコミュニケーションは 対面のコミュニケーションを凌ぐときがあります

これからの出会いも 楽しみにしています