酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

邂逅

2013年01月25日 | オヤジのつぶやき
”思いがけぬ出会いを「邂逅」といい「遭遇」という

人の縁(えにし)はまずここから始まる

かねてより会いたかった人 あるいは好もしい人と会うことが「邂逅」であり

会いたくない人 あるいは好もしからぬ人とバッタリ出くわすことが「遭遇」で

あるといってよかろう"


これは最近 友人のAさんから贈られた 浅田次郎の幸福論「人間の縁(えにし)」の一文です

お蔭様で 先日の名古屋での出会い以来嬉しい「邂逅」が連続した新春になりました


その1 真昼の新年会

 

”昼から飲める鳥元”です

昼から集まったのは地元M市の寵児S氏と 天皇皇后の施設見学の案内役を務めたA嬢でした

(以前に ブログで紹介しました)

14時から始まった「新春対談」が終了したのが19時!

なんと5時間に及ぶ楽しい会談になりました

さすが 多種多様な経験と体験をしてきたお二方 話題は八方に飛び興味が尽きぬ

新年会第一号になりました


その2 有楽町で逢いましょう

  

亡くなった大島渚監督も唄った フランク永井の名曲です

ビッグカメラの前身は「そごうデパート」

この歌は「そごう」のコマーシャルソングとして誕生しました

その有楽町でお会いしたのが3歳先輩のW氏

東宝シネマの「アルバート氏の人生」鑑賞のお誘いでした

「ブラックスワン」以来の洋画です

”本当の自分はタキシードの下に隠れて生きてきたアルバートは 

実は男性として生きてきた女性だった”

ふたりのオジさんには むずかしい内容の映画でしたが 平日の

午後にもかかわらず中高年男女で満員の盛況でした


鑑賞後の「ニュートウキョウ」ではビールで乾杯

この日の映画の話題よりも 政治経済 野球の話題で盛り上がりました

商社出身のW氏との交流は20年を超えます

未知の世界の話題は新鮮で いつも刺激を与えてくれる「邂逅」になっています


その3 東洋劇場

  

ビートたけし 渥美清 長門勇をはじめ 多くの喜劇人が修行時代を過ごした

浅草東洋劇場です

演芸ホールが落語主体なら ここ東洋劇場は漫才とコントが主流の劇場です

同期の桜Aさんと 笑いを求めて訪れました

出演者は マスコミに登場しない無名に近い芸人さんたちでしたが

これぞ”芸人” 

”芸能人”とはひと味 ふた味違った”芸人魂”発揮の話芸を堪能しました

神主漫談 坊さん漫談は一見の価値がありますね 惚け具合が抜群です

トリを納めた「灘康二とモダンカンカン」のリーダー

灘康二さんは御歳84歳! 元気溌剌 感激しました


例のホッピーを飲みながらのAさんとの会談も 康二師匠の話題を皮切りに

これからの先行き いかに健康で楽しみながら生きていくか

熱を帯びての浅草の夜になりました


新春の「邂逅」はまだ続きましたが 長くなりますので今回はここまで

海外赴任で各国を回ってきたTさんの話はまたの機会に譲りましょう


過日NHKで放映された「老人漂流社会」を見て 将来の覚悟を新たにしましたが

解決策のひとつは「邂逅」にあり・・・

コミュニケーションの力が役にたつのではないか

わずかな光が見えた新春の集いになりました


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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうぐう (スー)
2013-01-25 18:06:29
同じ読みの「そうぐう」は2つあるのですね。
新年早々「邂逅」の出会いを経験されて良かったですね。

3つの「邂逅」の〆がお酒なのもオヤジな私さんらしいです。

私も春の訪れと「邂逅」し、外歩きが楽しみになりました。
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「邂逅」と「遭遇」 (anikobe)
2013-01-25 18:06:50
あまり意味を深く考えず、文の中で、前後の脈絡から、使い分けていたように思いますが、今改めて読ませていただいて納得しました。

お正月からいい「邂逅」の重なりで、今年はさらにいい年になっていくことだと思います。
それは、オヤジな私さんのお人柄から生み出されたものであるに違いないと確信します。

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邂逅 ()
2013-01-25 20:08:09
二つの言葉にこんな意味があるのですね。
あまり深く考えず、その時の気分で使い分けていました。
?邂逅はあんまり使いませんけどね(笑)
今年一番、かしこくなりました~(あっはは)

今年はロッテ球場にもいらっしゃいますか?
元気が出る応援スタイルもお楽しみくださいね
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Unknown (いっこんま)
2013-01-25 20:09:08
私の心の中で、邂逅(かいこう)はワクワクしますが、いきなりの遭遇はドキッと又はひやっとします。
だからやっぱり邂逅がいいですね~。

でも、邂逅には別離がつきもの。
誰にでもいつかしらは別離がありますね。
なので、邂逅を大事にお互いの絆を深めつつ、人生を愉しんで行きたいと思います。

オヤジな私様も、オヤジな私様らしい多くの邂逅を楽しんでいらっしゃいますね。
「老人漂流社会」なんて、そんなの関係ねぇ、ですよね。

有楽町で邂逅のW氏は、寅さんの町へご一緒したWさんですね。お元気そうでなによりです。
嬉しく拝見しましたよ。
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邂逅と遭遇 (pochiko)
2013-01-25 22:40:54
同じバッタリでもずいぶん意味が違うものpですね。
遭遇しか思い浮かばなかったです。

真昼の新年会から有楽町で~東洋劇場までのバッタリ邂逅。
東洋劇場は漫才とコントが主流なのですか。
落語とはまた一味違うものがありますね。
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おはようございます (ひまわり)
2013-01-26 06:11:36
邂逅と遭遇 ハッキリ意味が分かりました
ワクワク ドキドキしながら これからの出会いを楽しみたいものです

オヤジさんのお人柄でしょうね
人脈が広いですね~
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出会い (東京老人)
2013-01-26 10:00:42
海外旅行で毎日顔をあわせて、
帰ったらあおうなんていっていても、
その後あった人はすくないです、
昔からの友達はその点いいですね、
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スーさんへ (オヤジな私)
2013-01-27 21:22:48
こんばんは。

出会いは、来る者拒まずと肚をくくって、出会いをミステリーのように楽しんだほうが得、という気がする
(浅田次郎)

そのとおりですね。
まずは話してみる。結果が「邂逅」「遭遇」になるのでしょう。
さぁ、春との邂逅も間近です。楽しみですね。
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anikobeさんへ (オヤジな私)
2013-01-27 21:36:01
こんばんは。

「邂逅」が「遭遇」に、「遭遇」だと思っていたのが「邂逅」に変わる。これも縁でしょうね。
だから人生は面白いと浅田次郎さんは続けています。
誠にエンはイなものです。

普段は期日をあけて会う友人たちですが、”新年会”が続きました。同輩、若者と楽しい会合が続きました。

人柄はみなさんのほうが良さそうです(笑)
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mさんへ (オヤジな私)
2013-01-27 21:41:52
こんばんは。

浅田次郎さんらしい説得力のある”解説”と思いました。
なるほど、事故に「遭遇」とか、イメージはわかる気がします。

ロッテが、地元の東京球場を本拠地にしていたことがあります。下駄を履いていける気さくな球場でした。
いまでも京成でひとっ跳び。
ジャンプ応援で痩せたいですね(笑)
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