ワクチンの3回目の予約が今日の午後からというタミちゃんが、朝から仕事を休んだので、時間を有効に使おうとホームセンターが開くのを待って、一緒に堆肥を買いに出かけた。ついでに畑に寄り、土に鋤き込むところまでやって来ようと、長靴やら手袋やらクワやら、装備一式車に積み込む。
ホームセンターでは花壇の土を4袋、堆肥を6袋買う。鶏糞、苦土石灰、化成肥料は我が家にあった残りを持って行くことにした。
というわけで、先日掘り返していた箇所にバラバラと撒き、その後で鋤き込み、畝を作ってとりあえず終了。あとはこの畝にマルチをして、そこに種芋を埋めて行けばジャガイモの準備は完成する。ちなみに、去年収穫したジャガイモは、我が家ではまだ残っていて、数日おきに使っている。一年のうち9ヶ月は食べることができるジャガイモは優秀で、これさえあれば戦争が起きても飢え死にすることはないだろうと思われる。
ジャガイモよりも時間がかかるが、去年の秋植えた玉ねぎも大きくなって来た。収穫した玉ねぎは適当な数を束にして、日陰に吊るしておけばいつまでも食べられる。
ウクライナではロシアの侵攻が続き、核爆弾の使用だの原子力発電所での戦闘だの、キナ臭いニュースが連日報道されている。
今日は東日本大震災から11年目に当たる。福島原発の爆発で、福島ではいまだに立入禁止区域が存在し、帰還することができない住民が多数いる。もし、ウクライナで核爆弾か原発の事故でも起きれば、ヨーロッパ、中近東、中央アジアと多大な影響を受けるだろう。日本だってただでは済まない。特に流通の途絶えた世界では、東京のような消費しかしていない都市部は不毛の土地になるだろう。
今日はのんびり畑を耕しているが、明日の世界は誰にもわからない。ドイツの宗教改革を行ったマルティン・ルターは「明日世界が滅びようとも、今日、私はリンゴの苗を植える」という名言を残したが、僕たちにできることはこんなことくらいしかない。