おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

右往左往する

2022-03-03 11:30:34 | 日記

 長い間、かなりの頻度で使っていたプリンターが壊れたので、年賀状を作るのを機会に新しいプリンターを購入した。と言ってもネットで買った中古品である。今まで使っていたプリンターも中古品で、10年近く使っていたので、中古でも問題はないはずである。

 プリンターが使えない状態というのは、パソコンを使って絵を描いている僕としては、プリントアウトができないために、今ひとつ絵を描く意欲が失せる。パソコン上で絵を見ることができるからと言っても、やはり額に入れて飾ることにはかなわない。そうすることで、失敗した箇所や訂正したい部分というのが次第に目についてくるからである。

 今年になり、再び創作意欲が上がり、せっせと絵を描いた。少し溜まってきたのでプリントアウトしようと、1枚を出したところでインクが切れたので、新しいインクのセットを買ってきた。プリンターのインクは、セットで買ったほうがお得だけとは言え結構な値段で、数回購入するだけで新品のプリンターが買えるほどである。

 マゼンタやらシアンやら、プリントするうちに次々にインク切れが出てくる。その都度新しいインクと交換していたのだが、ライトシアンを交換したところ、急にプリントアウトした色がおかしなことになっていた。

 調べてみると新品のインクのライトシアンがちっとも出ていない。慌ててヘッドの掃除という機能を使って何度か試してみるが、一向に改善する気配がない。途切れがちに出るというわけではなく、まるっきり出ていないのだ。

 さて、これがプリンターの故障となれば大変だ。メーカーに連絡を取り箱詰めして送るか、街の電気屋さんにメーカーに届けてもらうか、何にしても時間とお金がかかる。

 で、ネットで調べてみると、インクの目詰まりは割と起こりやすいということが書いてあった。ただし、その場合は長い間プリンターを使っていなかったり、新品のインクでも製造からかなりの時間が経っていると目詰まりを起こしやすいということだ。

 今回交換したインクは、セットで買ったもので、ほかのインクは問題がなかっただけに、インクの問題よりもプリンターそのものの調子が悪くなった可能性も大きい。中古で買ったので、そろそろ保証期間も切れているかもしれない。さあ、どうしたどうした。

 で、最後の手段として、新たにライトシアンのインクだけを買ってくることにした。セットとは言え、1色だけ不良品が混じっていたのかもしれないからだ。神に祈る気持ちで新しいインクと交換してみると、これが幸いなことに正常な色でプリントを始めた。昨日からまるっと一日、不安な気持ちでああでもないこうでもないといろいろ試していたが、ようやくうまく行ってホッとしたのであった。

 それにしてもである。セットで買ったインクなので、1色だけ不良だからと言って、わざわざメーカーに連絡するのも面倒だ。そもそもレシートも残していないし、ほかの色のインクは使っているのだから、箱ごと返品というわけにも行かない。仕方がないので、今回は泣き寝入りするしかないようである。ライトシアン1本1300円は、決して安い値段ではないのである。

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