おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

お墓参りはレンタカーで

2024-07-29 14:13:50 | 日記
 レンタカーを予約していたので、朝イチで車を取りに行く。去年に引き続き二度目となるので、予約を入れて名前を告げると、「福島の?」と尋ねてきた。記録が残っているので手続きはスムーズだ。軽自動車を任意保険をつけて24時間で6,600円。昔に比べるとレンタカーも安くなった。

 で、向かった先は高速道路を1時間、その後山道を30分走り、親父の故郷へ。山のてっぺんの30軒くらいの集落だ。昔の街道筋のため、大名行列なんかで大勢が泊まっていったからか、石畳が整備され、家々には屋号が書いた看板が建てられている。以前は近くに小学校も商店もあったが、今は年寄りばかりしかいない。

 町ではすこしでも観光に役立てたいと石畳の横に、今回行ってみるとこれまでなかった「坂本龍馬、勝海舟の歩いた道」と立て札があった。それだけ聞くと「えっ」と思うが、昔の街道なので、九州を北から南に歩いて旅すれば、ほぼ誰もがここを通るのである。同じように、坂本龍馬が一泊したお寺というのが別の場所にあるが、その事実があってもなんの証拠もないので、観光に利用できていないというニュースが流れていた。

 そこに親父の生まれ育った家があり、今は僕のいとこが家主となってひとり暮らしだ。僕の爺さんが最初の奥さんをなくしたため、後妻をもらった。いとこは先代の子供の子供になり、僕は後妻の子供の子供になる。こういう場合、普通にいとこなのだろうか、それとも義理のいとこなのだろうか。

 いとこには子供も孫も、ひ孫もいるが、奥さんも含めみんな都会にでてしまい、ひっそりと侘住いだ。で、その家の向かいにお寺があり、そこの納骨堂に我が家のご先祖(といってもバアチャンからだが)のお骨が収められているのである。

 山の上のお寺とあって、下界より少しは涼しい。クーラーはなくても自然の風でじゅうぶん心地よい。それでも「最近はずいぶん暑くなりました」と住職は言う。下界から来た人間には涼しくても、ずっと住んでる人にとってみれば、温暖化で暑くなるのは変わらないようだ。というな世間話をして、檀家料と納骨堂の管理費をおさめて今年のお墓参りも無事終了したのであった。

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