おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

キョロキョロして歩く

2020-05-07 11:53:31 | 福島

 地域によっては学校が再開になったり、営業自粛を解除するところも出てきた。カフェはとりあえず今週いっぱい臨時休業にし、様子を見るつもりだ。休みの間に、ずっと気になっていたあちこちのハゲたペンキを塗り直したり、修理したりとチョコチョコと細かいリフォームに励んでいるので、営業再開の際には新鮮な気持ちで始められそうだ。

 久しぶりにのんびり過ごすことができたゴールデンウイークも終わると、季節は春から夏へと移行している。安達太良山の雪もすっかり溶けているのがわかる。

 いつも散歩で通るお宮のある雑木林で、涼しげな声で鳴いている野鳥がいる。もしかしたら青い色が映えるオオルリじゃないかとタミちゃんと話していたら、いつも一緒に遊ぶボーダーコリーのケンくんの飼い主さんが、「ここの林にはオオルリがいるんだよね」と教えてくれた。おお、やっぱりオオルリだったか。オオルリは初夏の駒止湿原に遊びに行った時に、渓谷の林の中で囀っているのを間近で見た。その時の記憶があるので、すぐにオオルリじゃないかとピンときたのだ。

 オオルリが夏鳥だとすると、福島県の県鳥でもあるキビタキも夏鳥だ。最近林の中から綺麗な声で鳴いているのが聞こえてくるので、もしかしたらキビタキかなと、これまた噂をしていると、今朝は目の前を黄色と黒が特徴的なキビタキが、すぐ目の前を横切って行った。「あっ、キビタキ」と思わず大声を出す。

 オオルリもキビタキも写真に撮ることが難しいが、この時期うるさくて仕方がないガビチョウは、簡単に写真に撮ることができる。フレームの白いサングラスをかけているような顔つきが特徴的だ。ガビチョウは漢字で画眉鳥と書く。まさしく文字通りの鳥なのである。

 道端の草花も、よく見てみると気づかなかった花を咲かせているものが多い。で、写真に撮ってはいろいろ調べてみる。

 小さな水色の花を咲かせているのが、自信はないがキュウリグサ。最初はマメグンバイナズナかタチイヌフグリかと思ったが、キュウリグサで間違いなさそうだ。もし間違っていても、責任は持ちません。

 小さい黄色い花を咲かせているのが、コメツブツメクサ。米粒というが、実際はゴマくらいしかない小さな花を咲かせている。

 ほかにもレンゲショウマという提灯みたいな花も咲いているし、ヤブヘビイチゴもカタバミをもっと小さくしたような花を咲かせている。ほとんどの花が早朝ではまだ蕾が固く閉じていることが多いので、なかなか写真に撮ることができない。

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