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偏向したウクライナ報道  文科系

2023年05月27日 06時11分45秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 ウクライナ報道が急に少なくなったと思われないだろうか。明らかに理由のあることなのだと確信している。ウクライナが敗戦へと大きく傾いたからだ。そして、これまでウクライナ勝利に「偏向して」、「(米流)大本営発表」記事しか書いてこなかったからでもある。それが書けなくなってきたから、戦況記事が減った。

 こう観る理由はこんなものだ。
 大々的に喧伝されてきた「5月反転攻勢」に戦意高揚のための嘘があると観ていたが、事実嘘であったと証明されたのである。反転攻勢の最大焦点、決戦の地がバフムートであるとは、ウクライナ大統領自身が執着・声明してきたところであって、そこでウクライナが負けた。現地の撤退希望に対してゼレンスキーが「死守せよ」と命じたその土地を戦略的拠点とした「5月反転攻勢」に敗れた。ここを平定したロシアは、ワグネルが既に後方に退いて正規軍に入れ替わって、地雷の除去まで始めたのである。
 ちなみにバムフートはドンパスの交通要害。NATOの支援で全都市がコンクリート要塞化された武器・弾薬・ミサイル・戦車などの備蓄基地であり、地雷原、対戦車障害物などで堅固に守られている。

 偏向しない書き方もあるはずだ。双方の命を助けるために早く終わらせるとか、そのための事実を掻き集める客観的報道とかの視点もあるのではないか。ちなみに、元々ロシア人在住が8割とかの地域、「国土」よりも、ウクライナにとってさえ国民の命の方が遙かに大事なはずだし、「支配者が悪いロシア人はどんどん死ね」ともならぬはずだ。若者がどんどん死んでしまっては、国民の生活再建も難しくなっていくばかりだろう。ロシアがいかに悪いにせよ、一刻も早く停戦協定に入って欲しい。
 この点に関しては、明らかにアメリカは妨害者、これが主導する西欧よりもブラジル、トルコ、中国らの方に今はずっと大きく期待できそうだ。ただしドイツは、西欧にあるドイツ製戦車をウクライナに渡す最終許可をまだ出していない。中国貿易も含めて、独仏がアメリカとは一定の距離を置いているのは希望が見えることである。こんなニュースも今の日本にこそ必要なものなのではないか。下手をすると日中場面における日本が、ウ・ロ戦争のウクライナにされる可能性も大きいと見てきたからである。斜陽アメリカを止めるためなら何でもやると、アフガン、イラク、ウクライナで示されてきたとおりである。ウクライナ戦争の発端になった2014年マイダン暴力革命政変後のウクライナ政府人事。これをアメリカが決めていたとは、西欧政界では周知の事実である。


 追加部分  このエントリー掲載が6時過ぎ。今7時前現在、マイクロソフトビーイングのWeb検索画面に既に掲載・紹介されていることを確認できた。少なくともガセ記事ではないと認められたと解しておこう。僕にとっては、喜ばしいことである。

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