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ウクライナの5月反攻?   文科系

2023年05月06日 09時08分18秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 孫崎享のつぶやきにこんなニュースが載った。元外務官僚で中東諸国の大使などを歴任、国際情報局長や防衛大学教授なども務めた希有な硬骨官僚である。
「ウクライナで検事総長と治安部長が国家反逆者として解任された。併せて650件以上の国家反逆罪が調査中」
 アメリカがおおいに指摘・危惧してきたのが、ウクライナ政権に蔓延する汚職。これを無くそうとした捜査機関のトップらが、逆に反逆罪で解任されたという話なのだ。本当の汚職捜査と、その捜査人物に対する国家反逆罪適用とが混在する動きとも語っている。

 このようにウクライナ国家の様々な負のニュースも漏れ出てきており、「5月反攻」はどうやら戦意高揚のための虚勢という側面も大きいと見る。ウクライナ軍の死者が10万人を超えたというニュースも出ている。さらには、マクロン・フランス大統領やIMF幹部スペイン要人らが示したようにNATOが割れ初め、中国による停戦調停に期待するとか、中国がこれに乗り出すなどの動きもある。
 日本のウクライナ報道はアメリカ発のニュースの影響も大きく、そのアメリカは今やまたまた、マクロンなどヨーロッパの一部に対して「古いヨーロッパ」などと罵倒し始めている。
 
 この戦争は元々「ロシアは覚悟の上、ウクライナには『寝耳に水』」の出来事であった。つまり、事前準備状況に圧倒的な差があった。だからこそ、EUによる援助もアメリカの強力な押しがあってさえ、あれだけ遅れたのである。
 五月の広島G7で、改めてどんな論議がなされ、どんな方向が出るか分からないが、とにかく早く終わって欲しい。今も毎日死者が出て、その家庭、家族が破壊されているのである。


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