松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

雪道は、楽しいな。

2014-12-15 16:41:58 | 日記・エッセイ・コラム

 午前中、すんばらしい晴れ間が広がって、つられるようにドライブに出掛けた。行く先は五城目の奥。理由は雪が多そうだったから。すごい冬型の割に、積もらなくてつまんなかったから。

 五城目町は奥が深い。かなり進んでも集落が点在する。県道15号を恋路あたりまで行った。まだまだ除雪した広い道路が続いている。杉沢を過ぎると道は細くなるが、あちこちで工事をしているので、いざとなれば助けてもらおうと考えた。

盆城庵のある北ノ又まで来てしまった。

  

 この先、まだ行けそうだ。多分、釣りキチ三平の家まで行けるのだろう。

 天気が回復しないので戻ることにした。これが正解だった。帰りは途中からホワイトアウトになってきた。両サイドのポールを目印に、なんとか立ち往生せずに帰ってきた。

 五城目の町に入ると、並木が目印になって、吹雪でも楽だ。こんな状況でもライトも点けずに先頭で走る軽がいる。その後ろには大型トラックやらオレまで無言でついていく。坂道で35kまでダウンする。明らかに初心者だ。大概、この手の車がいるから意外と雪道は安心して嫁や娘を送り出す。何も心配することはない。そういう車についていけば、どんなつるんつるんでも進むことができる。しかしなぜトラックに道を譲らないのだろう。そうすれば運転席の高いトラックは地吹雪でも前が見えるのに。おそらくそういう車は、まったくほかの事を考える余裕がないのだ。後ろから急かされながら緊張と戦っているのだろう。ちょっとウインカーを出せば、トラックを先頭に自分も楽に走れるのにね。

 家に着いたら、2時間の間に10cm積もっていた。ようやく来たか。じゃあ趣味の雪かきをするべ。

コメント
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