松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

線路にキジ

2016-04-18 16:17:17 | 日記・エッセイ・コラム

 「とと姉ちゃん」の浜松弁がおかしいじゃないか、という論説があります。今頃、気づいたんですか。それを言ったら、今までまともな方言がありましたか。ずーーっと、「イメージ」でしゃべっていたんですよ。浜松の人が考える「東北弁」みたいに。たかが「ドラマ」の中での出来事じゃないですか。それはテレビに向かって「おかしいでしょ」と、ドラマなことを忘れて、展開に異議を唱える妻と一緒です。

 震災報道が視聴率合戦になっているそうです。これは確かに一理あります。停戦協定を結ぶべきです。ヘリから撮っている映像を見て、心配になります。助けを求める声が、かき消されなければいいが、と。それと派手な映像より、本当に困っている例えば井上晴美さんのような生の声が聞きたいです。

  すごく近くで、やけにキジが鳴くので、上からのぞくと、線路上にオスがいます。危険な天敵が現れたようです。どうもネコが迫っているらしい。なんかどこかで見たネコだ。あれ、うちのネコ。ムコじゃないか。あんな所まで出張しやがって。

 そのあと、特急が通過して行った。

 昔の俺たちみたい。線路に耳をつけて、「来た、来た」と言って遊び、枕木を積んだ山を渡り歩いた。

 蒸気機関車の時代ですから。

 

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