初さしぼ

　前田健太のメジャーデビュー、見ていました。見事なものでした。芯でとらえたヒットは１本もなかったです。それほどコントロール良く、球を散らしていました。日本人なら手が届かないスライダーも、外人相手ではバットの先端に当たってしまいます。２ストライクまで空振りしていたクリーンナップも、最後のスライダーには何とか当てます。それが変な方向に飛んでヒットになります。それと真っ向から投げ込んでいく気迫がありました。ピンチの場面で、真ん中にストレート系の球を投げ込みます。ツーシームなので、わずかに芯をはずれ、押し込まれて凡打に終わります。

　ホームランを打つ前、２ストライク目の速い球を、速いスイングでファウルにしましたが、あれは野手のレベルでした。

 　天気が良かった昨日、八郎湖周辺を散策しました。軽トラのおじさんが、何かを採って袋に入れるのを見て、サシボだと直観しました。

　邪魔な藪もなく最高に取りやすい場所が開けています。ちょっと距離を置いて数百メートル離れ、いい場所を見つけました。

　ふかふかの地面ではないので、芽を出してすぐ葉が開きます。それでも大きいし、食べ頃です。うまく曲げる方向が合うと「パカッ」といって折れます。あの感覚がうれしいです。

　あまり採っても二人暮らしではしょうがないので、やめておきます。ちょうど遊びに来ていた近所の奥様に分けるだけありました。アザミと一緒に天ぷらにするらしいです。我が家は、おひたしです。今季初山菜は、味というより、歯ごたえが良かったです。