ようやく水心苑が解放されました。今年は雪が早々に消えて、周回道路を通行止めしなくても良かったと思いますが、何かと都合があるのでしょう。水心苑もおそらく公開に向けて、清掃等段取りが必要だったのでしょう。
期待した割には、思ったより殺風景でした。アセビは、あちこちにあるので、撮影には困りません。光の当たり具合が選べます。
池の鯉は若干、エサが欲しそうに寄って来るのでした。長い間、人影を見ていなかったからね。潟上市のグリーンランドでは、自由にエサをやっていましたが、ここは水温が上がっていないという理由で、まだやってはいけません。
中央ではどこまで桜が来たのと、毎日騒がしいですが、こっちは梅が咲いたところだ、文句あっか。という感じです。
だいたい染井吉野だけが、もてはやされることがおかしい。あれは江戸の園芸品種で、種が落ちても芽が出ない。
接ぎ木、接ぎ木で増やした「クローン」なのです。だから寿命が来ると伐採されるのです。
普通なら世代交代が起きて、自然に若い木が育つのに。
まるで日本人のココロを、ソメイヨシノが育んだように大事にされます。
枝を折ったっていいじゃないか。揺らしたっていいじゃないか。自分が良ければ。
あんなにたくさん、咲いているんだから。本音ですよ、もちろん。