松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

昭和ノスタルジー

2016-04-03 17:18:17 | 日記・エッセイ・コラム

 私が月1回行く病院の近くには、気になる建物が2棟あります。ひとつは医院の筋向いにある森長旅館です。いつ壊されるかハラハラしていましたが、どうやら文化財に指定されているようなので、その心配はありません。

 土蔵と本館の間にある、木造の離れがまた風情があります。樹木に邪魔されて通りからは良く見えません。しかしこっちの方が重要らしいです。

 もう一つは、駐車場に向かう直前にある、木造の長屋です。

 これもどっから見ても風情があります。しかも現役で使われています。

 玄関には多数の看板が掛かっていて、会社が相乗り状態です。中に入ったことはないので、どうなっているのか分かりません。きっと中もクラシックなことでしょう。

 もう一つ、目玉があったのですが、解体されてしまいました。それは石造りの倉庫で、夏井商店の所有でした。大谷石を積んで出来た壁面が良かったです。あれをクリーニングしたら、見ごたえがあったかも知れません。

 私がいまだ男鹿の病院に通うわけは、いくつかありますが、元々男鹿海洋高校に勤務していた時の学校医を引き受けていたのが今の医院です。追分にも人気の病院はありますが、結構混むので、その点は時間を見計らって行くとスムーズに診てもらえるということもあります。それに腐っても男鹿は観光地ですから。

 今一つは、飯田川町の建物です。学校かと思いましたが、グラウンドはありません。私の好み第1位の日本酒「津月」の小玉醸造の蔵を左に見て、真っ直ぐ突き当りがこの建築物です。今回手を掛けて何かに利用されると、地元新聞の記事にありました。写真では美しく見えますが、裏に回るとボロッボロです。瀕死の重傷からどう復活するか楽しみです。

コメント
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