松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

五城目城

2016-04-13 16:17:12 | 日記・エッセイ・コラム

 アメダスを見ていて、驚異的に気温の上がっている場所がありました。7時からの2時間で10度以上、上がった五城目です。田中マー君の不甲斐ない投球を見るのをやめ、向かいました。まずは雀舘公園の桜がびっくりして咲いてないか、上がって見ました。まだです。

 すると右側の低い方の山に建つ城が良く見えました。大分前に行ったきりだったので、登ってみることにしました。私も高い所は大好きです。町から見た城は、こういう風に見えます。

 ふもとの駐車場に車を置いて、歩いて登りました。上から愛想の良さそうなおじさんが一人降りて来ます。「こんにちは」と挨拶しました。「これがら、いぐどご?」と聞くので、「んだす」と答えます。途中、スミレらしい花が心臓ばくばくの体を癒してくれます。

 名古屋城と同じく木造ではありませんので、中に入ったらエラく寒く感じました。2階、3階と階段を上りますが、きのうの恐怖がよみがえります。手すりは冷た過ぎて、触ることも出来ません。何とか最上階まで上がり、サッシを開けて外へ出ました。あー、あったまるー。良かったー。

 眼下に、さっき来た道路が伸びています。五城目の町です。途中階の展示物には目もくれず、一目散に降りて外部に出ました。庭で城主が草取りをしていました。

 駐車場まで降りて初めて分かったのですが、舗装された車道とは別に、登り口がありました。

 私は何ら面白味のない舗装路をダラダラと往復していたのです。

 こんな立派な観音様の碑が続く散策道があったのに。相変わらず抜けている自分を再発見しました。

コメント
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