松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

慰安婦、日本人のこだわり。

2014-10-03 09:51:10 | 日記・エッセイ・コラム

 山下清画伯の「裸の大将放浪記」を録画して見ている。

あまり見るので、ドモリが移りそうだ。でも古い映像なので、次々若い頃の

顔が出てくる。22話に杉田かおるが出ている。海女さんの役で、お世辞にも

細いと言えない太ももを大胆にさらしていた。別の回は、沖田浩之だった。

いい青年だったのに、残念だ。はつらつとした演技だった。

 慰安婦に関しては、ボクの中では、小林よしのりの「戦争論2」の中の

詳細な検証によって、13年も前に解決済みなのだが・・・。

 

                 田中優子なる大学総長の有名人

  出たっ。さきがけ新聞のコラムに、朝日叩きの大合唱はおかしい、と田中優子氏が出陣。「識者コラム」と言うだけあって、並の識者じゃない。まして指揮者でもない。法政大学総長なのだ。「問題の核心は、女性への暴力と人権侵害である。しかしそこから目をそらすことで、多くの新聞、雑誌が売り上げを伸ばした。」

 この人、エッセイストでもあり、TBSのコメンテーターもやっている。しかし秋田では映らない。でもBSなら、鶴太郎の「謎解き!江戸のススメ」を見ている。大学総長にして江戸文化研究者なら、吉原はじめ江戸の遊郭のことには詳しいだろう。遊女には幕府公認の吉原、その格下の非公認の色街の遊女(飯盛女など)、それ以外の私娼(湯女、比丘尼、夜鷹など)があって、総勢1万人は居たらしい。大戦の頃よりはまだ、江戸の女性は貧しかったわけで、口減らしのために売られていく少女も多かった。これだって人権侵害と暴力だ。70年前に遡るなら、なぜ明治以前に遡らないのか。それは江戸の女は、したたかだったからだと思う。職業の種類にかかわらず、プライドを持っていたからだ。花魁道中に表現されるように、男からも、女からも、羨望のまなざしで見られるほど、自分の職業にプライドがあった。そしてあの頃までは、女性も寛容だった。夫の浮気は許さないが、商売女ならいいか、という寛容さを持っていた。

 長々と申し訳ない。田中優子なる人物は、ネットでは左向きの人として有名らしいから、ここで非難はしない。しかしなぜ、前を見ないのだろう。なぜわざわざ日本人の過去を貶めるようなことを言うのか。今の若者はむしろ逆でしょう。女性に「かしずく」ひ弱な男性ばかりでしょう。

 ベンジャミン・フルフォードという帰化した日本人がいる。過激な陰謀史観で有名な人だ。この人は真に日本を憂いて、「アメリカが目論む最後の日本収奪計画」なんてのを著している。確かに日本の個人資産は狙われている。オレオレ詐欺から始まった一連の年寄りをねらった詐欺事件は、もしかすると親玉が海外にいるのかも知れない。

 日本を貶める発言をする人間も、その一環で、巻き込まれているのでないと、いいのだが。

コメント
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