松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

エボラは、想像しているより怖い。

2014-10-17 13:38:13 | 日記・エッセイ・コラム

 SLの通らない日は、なにか手持無沙汰。しかも天気が悪い。

だから読書に、いそしんでいる。

                  エボラは想像より怖い

 エボラウイルスは、かなり前から知られていた、たちの悪いウイルスです。それは1976年に発見されました。これはエイズウイルスより2年ほど早いことになります。それ以来、2013年まで、死者の数は徐々に増えていましたが、それでも累計で1,600人ほど。それが今年だけで、それを上回るどころか、毎日増え続けています。40年、静かにしていた病気が、なぜ今になってパンデミック化したのでしょう。このことにまず、疑問が湧きます。

 空気感染はしないが血液や体液で感染する、この体液とは何だと思いますか。唾液や精液もありますが、実は侵された内臓を含みます。エボラに侵された内臓は、細い血管から詰まり始め、全体がエボラウイルスの培養地と化します。そうして、骨と骨格筋以外のすべての臓器が、血液とともにどろどろの体液となって、あらゆる孔から噴き出すのです。最後は皮膚が支えを失い、人間が内側から破裂するのだそうです。この飛沫は半径3m以内を汚染します。まっ黒に変色した内臓は、とてつもなく生臭い臭気を伴い、生気のない患者が黒い吐しゃ物を垂れ流す光景は、まるでゾンビそのものだそうです。

 日本でも安倍首相が、国産の新薬を提供する用意があると報じられています。それはおそらく富士フィルムと大正製薬が共同出資している富山化学工業の抗ウイルス剤「ファビピラビル」のことでしょう。これは現在FDAの認可を待っている段階だそうです。なぜ日本の厚生労働省でなくて米国なのか。それはこの会社が提携している米国の会社が、ペンタゴンの経済的支援を受けているからです。同じように米国防総省から何百億という資金援助を受けて開発された新薬が複数存在します。その中には、あの悪名高きモンサント社もかかわっています。ベトナムで奇形児を生んだ、枯葉剤を作った会社ですね。でもなぜ今まで全く採算の合わない薬に、大金をつぎ込んだのでしょう。そしてなぜ今、急激に患者は増え続けているのでしょう。このタイミングの良さ、というか悪さは、なにを意味するのでしょう。

 こういうことから、生物兵器説はささやかれるのです。一説にエボラのウイルス株は、変異して毒性が強くなっているのでは、という憶測も生まれます。皆さんが思っている以上に、危険なウイルスなのかも分かりません。それが本家本元の米国で、二次感染が起きたのですから、オバマさんの慌てようが知れようというものです。こういう、歴史の表には現れないことを、ほじくるのが私は好きでしてね。この情報はほとんど「ムー」からの受け売りです。ムーという雑誌をあなどってはいけませんよ。

コメント
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