松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

男鹿の本屋で見た、たかのてるこ、と言ういい女。

2014-10-12 16:39:11 | 日記・エッセイ・コラム

男鹿の本屋さんで、たかのてるこ氏のワールドワイドな旅の話を聞くことができた。

BS11の「宮崎美子のすずらん本屋堂」という番組の一環だ。

その番組に、男鹿の清水文具が白羽の矢を立てられ、取材が入ることになった。

代表のコースケ君は、インタビューが苦手で逃げ回っているらしい。

今回はあまり都会でない、一軒しかない本屋ということで来た。

そこへ旅人の、たかのてるこ氏が男鹿を歩き、本屋の2階で

軽くおしゃべりを展開し、収録したものが12月12日に放送予定という。

集った人々の中には結構若い、秋田から来たという文学少女的女性もいた。

実は私は女性に囲まれ悪い気分では全くなかった。が、カメラがどうしても

気になる。そのうち自然と彼女のトークに、はまっていくのだった。

スライドや映像を流しながら、大阪のおばちゃんのノリで、インドやチベットに行った話を

体いっぱい使って、説明する。ほとんど英語も出来ないのに、

むしろそれだから、というかアクションでお互いコミュニケーションをとる。

まるで昔NHKで「ジェスチャー」というのがあったが、柳家金語楼が、そうそれそれ

と分かったような、誤解しているような、そのやり取りの一部始終が、

もはや芸人の域に到達している。乱暴なようだが、その場で「共通言語」を

創造していく、まさに「ボディ・ランゲージ」そのものだ。そのノリのまま、60か国を回った。

30分は、あっという間に過ぎた。90分ぐらいやっても、おそらく飽きないだろう。

単行本を、全員ハグ付きでサインしてくれた。拒否する権利もあるという。客の方に。

何人集まるか心配そうだったが、20人はいた。

その中には、男鹿市長が見えたし、杉本教育長も同席した。少人数ながら、

アットホームな、まとまりのある仲間内の会みたいだった。

ついでに市長さんも、見ますか。公人だからいいでしょう。

オレのあとに、並んだ坊さんが、くだけた方で、ダジャレで皆を笑わせた。

メインストリートでありながら、人影もまばらな、男鹿駅前の本屋ですが、

客として、友人として、盛り上げてやりたいけど、いい方法が浮かばない。

テレビだけでも、見て下さい。自分も映ってる可能性があるけど、

恥を忍んで、お願いします。なかなかハツラツとした、行動力のある、

エネルギー体で出来ているような、稀ないい女ですよ。

ハグしたから、分かるもん。

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肩の力を抜いて見る、「主君の太陽」は結構面白い。

2014-10-12 07:51:09 | テレビ番組

 連休初日、天気にも恵まれ秋田は交通量が多かった。県外ナンバーがどれだけ

いるかは分からないが、国民文化祭、SL運行、はたまた、なべっこ遠足と

秋の行事は盛りだくさんだ。おそらく期待した一定の効果は、上がっているので

あるまいか。

 今さらだが、韓国ドラマを見ている。ソ・ジソプという俳優が好きだからだ。

それが出る「主君の太陽」を見始めた。名前からして、時代劇だろうと考えたら、

見事に裏切られ、コミカルタッチの、肩の力を抜いて見られるドラマだった。

今さら、韓国経済にライバル心はないので、余裕で見てやっている。

しかしこれがまあまあ楽しめるし、心底笑える場面がくる。

 設定されたアイディアは、明らかにアメリカのドラマ「天国からのささやき」の

パクリだ。要するに、霊が見える女がいて、その霊が浮かばれない原因と

なっている事件を解決して、よかったね、という展開なんだが、韓国という国は

オリジナリティがない代わりに、ひねりがうまい。4回転はひねってないが、

体操の白井クラスにうまい。恋愛物語にコミックを絡ませているからだ。

主役の女、どっかで見ている。大体、使いまわしだから、そんなもんだ。

3話ぐらいまで、すっぴんに近かったが、だんだん綺麗になっていくだろう。

そのメイクが4話で垣間見えた。5話はこれからだ。韓国国内でかなりの

視聴率を上げたらしい。とにかく韓国ドラマは、パクリの宝庫だ。

パクリでない、オリジナルなのは、時代劇の大げさな、史実に基づかない

衣装と料理かも知れない。

 原語で聞くので、日本語との対比も、非常に興味深いものがある。

「たいぎ、たいぎ」と目上のものが、部下をねぎらう。これは日本では

すたれた、殿様(主君)が臣下にかける「大義であった」と同じじゃないか。

関西方面で相手のことを「自分」という言い方も、あっちでは残っている。

夫婦がお互い「にょうぼう」と呼び合う。「ハチオン」は日本語ほどスッキリしないが、

お互い、隣国同志文化の交流を考えるのも、また一興。ハングルになって、

自分の国の、昔の文献が読めないとは、なんと愚かな決断をした

ものだと、隣人は考える。

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