花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ミズカンナ

2014年07月31日 | 小石川植物園
5月頃には咲くのかと思っていた ミズカンナ 7月に入ってから咲き始めました。
夢の島公園にもありましたがここは広範囲 池の中いっぱいというほど株数が多い
クズウコン科 ミズカンナ属  北米原産












白い咢はよく目立つのに花はごちゃごちゃして形がはっきりしない







白い粉がくっついているように見えてしまいます。果実ができていました!
花がらが落ちた後は ジグザグ ジグザグ!!!






ジャノメチョウが!  調べたら ”ヒメジャノメ” が一番ぴったりしました♪



ウツボグサ

2014年07月30日 | 小石川植物園
何度か足を運んでいたのにウツボグサを見たのはこのかたまりだけでした。6月の末です。
シソ科ウツボグサ属







薄暗い場所にあるので蚊が多くてじっとしていられない やっとのことで写せた♪




7月中旬には・・・山高帽みたいに高くなっていました!





こっちは赤城自然園で見てきた白いウツボグサでだんだん上に咲きあがっているのもありました。
花が落ちた後は茶色になって枯れたように見える!!!そのときも見てみたいのですが・・・






   ※説明の抜粋
   花の後に花穂のみが枯れたように褐色に変わる。
   これは結実するためだが、そのためカコソウ(夏枯草)の別名がある。
   花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。

ウツボグサを見ているときにツマグロヒョウモンがひらひらしていました。
調べるときアゲハチョウの1種なのかな~から始まりやっとヒョウモンチョウの仲間?と気がついて♪






リョウブ、コナスビ

2014年07月29日 | 小石川植物園
リョウブって花が咲いても無視して通り過ぎていたのですが雄しべが面白いと聞いて!
多摩NTの住人さんが教えてくださったこと2種 私も真似をして撮ってきました。
リョウブの残り花 かろうじてありました!


雄しべのところをよく見るためにトリミングしました。雄しべの葯は先が2つに割れています!
花粉を出す頃になると割れてこのような形になるのだと思います。





もうひとつの真似っこは コナスビ!!!7月の始め 花はまだ咲いていました。




果実はどうかな? 裏側に返してみたらちゃんとできていました。


普通に上から見たのでは果実がついているのかどうかよく分からない
手で持ち上げてみたら可愛らしい丸い果実がありました♪


ヘタがついて 若い丸ナスのようかな!この後茶色になって種子がこぼれる寸前もいいみたい


花だってまだまだよ♪ と言っているようです  サクラソウ科オカトラノオ属

シカクヒマワリ

2014年07月28日 | 小石川植物園
夏の花 真夏の花 ヒマワリ!!!
「シカクヒマワリ」っていうけどどこが四角なの?と花を見上げてきました。
普通のヒマワリより小ぶりの花 優しい花という感じがあります。








茎のところを見ると葉は茎を抱くようについていました。







よ~く見て 触って やっと四角の意味が分かった!  四角なのは茎だった!







筒状花が落ちた後が面白~い! 魚! それも鯛のうろこみたい~
キク科 テトラゴノセカ属  北米原産


ハタザオキキョウ、ヒトツバハギ、バイカツツジ

2014年07月27日 | 小石川植物園
ハタザオキキョウという名札がついて学名には”カンパニュラ”が入っていました。
ヨーロッパ、西アジアからの帰化種
日本の普通のキキョウと比べると淡い色で花は小さめでした。












ヒトツバハギ  トウダイグサ科  雌雄異株
クリーム色の小さい雄花がたくさんついていました!








こっちは雌株 


雌花は存在が分からないほど小さかったです。

ちょっとした変わりもの2種を集めてみました。暑くて頭が回転しない・・・


名前もいいし 花もいいなと思って見てきたのは バイカツツジ♪
大体 ”バイカ” とつく花ってみんな可愛らしいと感じます。終盤で残り花しかというのが惜しい







雄しべに長短があるのかしら・・・雄しべの付け根には白い細かな毛がいっぱい!
最盛期に見逃さないようにしなくっちゃ♪
調べてみたら雄しべは5本でそのうち2本は短く3本は長いそうです。次の花の時期が楽しみ~~~


オオハンゲと?マーク付き1種

2014年07月26日 | 小石川植物園
オオハンゲ    サトイモ科ハンゲ属
これを見たときにカラスビシャクの親玉だ!って名前を気にもせずに決めつけていました。
へえ~ ちゃんとした名前があったの!って一人で納得していたのです。かなりいい加減・・・


見れば見るほど葉に惹きつけられました。艶があり葉の周囲は縁取りされているように見えてきました。






花もカラスビシャクに似ているのですが大きいです。






7月末になると果実ができ始めてきました。





問題はこっちなのです  葉はウラシマソウに似てる~


オオハンゲより細身の仏炎苞






こっちも7月下旬には果実になりつつありました。

中がよく見えるようにひっくり返して撮りました。

マムシグサとは違うし・・・サトイモ科のなにかだからすぐに調べがつくと侮っていました。
ところが今になってもまだ判明しない  これはいったい・・・分かってしまえばどうということも
なさそうなのですが気になって眠れない~  果実は赤くなりそうな予感がします。

シキンカラマツなど(赤城自然園)

2014年07月25日 | 花旅
初めて目にしてなんてきれいな花!!!興奮しました。
シキンカラマツって噂には聞いていたけど・・・胸にキュンってくる花でした。キンポウゲ科カラマツソウ属
草丈がとっても高くてスリムな感じに見えました。





紫紅色のガクと雄しべの黄色とのコントラストがきれいです♪





葉を見るとカラマツソウに似ています。





紫色というかピンク色をしている部分は萼片 カラマツソウは開くとこのガクがすぐに落ちるそうですが
シキンカラマツはいつまでも落ちずに残っているのだそうです。漢字では ”紫錦落葉松”
分布は長野県 群馬県 福島県 に自生するそうです。




子房がふくらんでいる花も見えます♪  シキンカラマツを間近に鑑賞してご機嫌でした






シラネアオイの果実  林床の元 株数が相当多いです。
シラネアオイを見るのにはここは最適な場所ではないかと思いました。



最後になって見ることができました! ギンバイソウがあるのかどうなのか・・・
あっても咲いているのかどうなのか・・・まだこれからというところでしたが沢の縁を彩っています!





麗しく見えたギンバイソウの葉  チョキの形なんていわれているみたい


丸いつぼみから豪勢にひとつ咲き 装飾花もひとつ・・・かもしれない



苞に包まれ丸くなってどの花もこれから開き始める~ ちょっと早かったです。
ギンバイソウ(銀梅草) ユキノシタ科ギンバイソウ属  


三分の一にも満たない面積しか歩けなかったのですがそれでも花の色々を鑑賞することができました。
赤城自然園編はこれで終わります。 お付き合いいただいてありがとうございました。

ヤナギラン(赤城自然園)

2014年07月24日 | 花旅
もうヤナギランが咲いてるんだって!  早すぎなんじゃないの?  などと言いながらやっと
ヤナギランのところまでたどり着きました。ランと名前についてもランの仲間ではなくアカバナ科



咲くのも早いし 果実になるのも早い!




ヤナギランってなにかがあったんだけど・・・そうそう、キキョウと同じ雄性先熟
花は下から順番に咲いていきます!  上へ行くほど花が新しい♪




雄性先熟  花はまず雄性期を迎えて!
雄性期の花 花粉を出してしまったのかな~雄しべはだらりと垂れて・・・雌しべはまだ全然見えない



葯がぱかっと割れて花粉を出している様子

次は雌性期の花  雌しべが伸びています!  柱頭は4裂  ここで花粉を受ける
雄しべは役目を終えました。




雄性期と雌性期の花を同時に見ることができます



丸っこい可愛い蜂がやってきていました。


果実(果)になっています~



果が割れた場面 ヤナギランは異なった表情になりました♪  曲線の勇姿






果は熟すと先が4裂し 種子は長さ約1ミリで種髪がある

キキョウにヤナギラン  
両方がはからずも雄性先熟という自花受粉を避ける方法をとる植物が揃っていたのでした。

キキョウなど(赤城自然園)

2014年07月23日 | 花旅
ヤナギランと競い合うようにキキョウが真っ盛り!
自然界でのキキョウはあまり見ることができなくなっているので植栽されていても感動を覚えます


開く前 ぷっちん!って音がしそう~





キキョウは雄性先熟  呪文のようにとなえてる!






やっと雌しべの出番になってこれで花の終わり



カライトソウは少しだけ咲いてきていました。





涼しい風が吹き渡る場所だったからかな♪  レモンイエローのユウスゲの花がかろうじて咲いていました。
薄紫色のクガイソウと並んでいます








白いお人形さん?のようにも・・・頬をちょっぴり染めて可愛らしい
顔があるようにも白い着物を着ているようにも見えます~






こっちは真っ赤!!!



両方とも ♪タマゴタケ♪ だと思います。
何人も集まって一緒にタマゴタケを囲んで!その輪になった姿を写す人もいてにぎやかでした。
冗談交じりにタマゴタケの説明をするのでなにが正解なのかちっとも分からない
赤いのは側にいるだけで毒がうつるとか めちゃくちゃいうので本気にしそうです。
どっちも食べられる!!!でいいのかな  白いほうは特に”シロタマゴタケ”というのかしら・・・

ヤグルマソウなど(赤城自然園)

2014年07月22日 | 花旅
ヤグルマソウって咲いていても写真に撮れることがなかったです。ユキノシタ科ヤグルマソウ属
花は終わっていたのですが近くで見ることができました。花後の記念品です。


見れば見るほど葉の形は 矢車!!!

白い小花が咲いた後です♪




マイヅルソウは果実になって この後もっと赤くなるはず♪   クサギカズラ科マイヅルソウ属


ユキザサも果実になっていました。  ユリ科ユキザサ属





色違いで咲き競っていたカワラナデシコ  ナデシコ科ナデシコ属











果実だけでも花がなくても気になる野草がいっぱいでした。
もっと早いうちは視界全部に様々な花が咲き乱れていたそうです。