花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

メディニラ・マグニフィカ

2013年07月31日 | 大町自然観察園


夢の島温室の鉢植えで見たのと同じ花が地植えになって咲いていました。
鉢植えよりずっと大きくよく茂って花がまだ落ちずにいたのでじっくり見てきました。





苞葉が大きい

咲いている花が多かったです!





雄しべが目イッパイおしゃれしているよう  色と形でアピールしているみたい



夢の島と市川とふたつの温室 どちらもそれぞれに特徴があります。
同じ花であっても植え方の違いがあったりすると感じが変って見えました。
まだ気がついていない植物があるかもしれない 新発見があったらいいです!

ハート はーと (市川温室)

2013年07月29日 | 大町自然観察園
可愛い丸ぽちゃハート♪

トゲもいっぱいあるけど ハートもいっぱい みんな仲良くお対になって!

ぎょぎょぎょ~ すぎょいことになってた!

全体ハートに囲まれ幹はクネクネしていたり高く伸びて全体像はおさまりきれない~
マダガスカル原産 ディディエレア科の アリュオーディア・アスケンデンス 
という長ったらしい名前がついていました。
ディディエレア科というのは以前にもなにかあったような・・・ジグザグの木なんてのもあった




あらっ、ここにもハートがついてた♪

光線の加減で つぶれハート~

つぼみの頃は毛むくじゃら




涼しそうに見える水草でした!
ポンテデリア・コルダータ というこれも言いにくい名前です。ミズアオイ科 北米原産


水草で涼を感じてムシムシの暑さを凌ぎたい今日この頃ですが
最近の気象は益々おかしくなって心配です。

臨海公園では

2013年07月27日 | 葛西臨海公園
前回では キキョウソウ でしたが 臨海公園では ヒナキキョウソウの群落を見ていました。

今までは臨海公園ではキキョウソウが少し見られるに過ぎなかったのに・・・
それが「ヒナキキョウソウ」まで広がっているのを見て「わあっ」と思いました。


花の丘公園でもキキョウソウ、ヒナキキョウソウどっちも結構多い。



キキョウソウとヒナキキョウソウの違い 葉の形を見ると分かりやすいです。
左が「キキョウソウ」 右は 「ヒナキキョウソウ」




キキョウソウと競い合うように咲いていたのは マメグンバイナズナ
これくらいの状態なら特に見苦しいとは感じなくても高く上に伸びて横にも広がるとなると
相当暑苦しくて根こそぎとってしまいたくなります。






軍配みたいな形の果実  アブラナ科 マメグンバイナズナ属
軍配は中で二つに仕切られていてそれぞれ1コずつ果実が入る








カタバミが大きめの花を咲かせていたので振り返って見た後写真にも!





相当時期はずれになって新鮮味に欠け申し訳ないです。
今年の花の様子は?と気になっている植物が多いのですがのんびり構えていきます!

キキョウソウ

2013年07月19日 | 花の丘公園
花の丘公園でキキョウソウがかたまって咲いている場所を見てきていました。キキョウ科
日にちが過ぎてしまって時期はずれになったのですが・・・6月始めから中頃
つぼみから順番に並べてみようかな~という思惑も中途半端に・・・


今迄で一番の群生でした。




できたてのつぼみ 葉の上にちょこんと乗っかってる

つぼみのときに見ると萼片が分かりやすく5枚あります。(5裂といったほうがいい?)



咲いて間もない頃 このときの写真を撮りたいと思って♪
自花受粉を避けるために始めに雄しべから熟し始める
花粉は昆虫の助けを借りてほかの花の開いている雌しべに運んでもらう


雌しべを包み込むような状態の雄しべ




花粉を出し終えた雄しべは雌しべ(花柱)から離れて倒れてしまった

下の写真で右上の花は上と同じ状態で左下の花の雌しべは少し開いてきました。


雌しべの開き始め





花の終わりの段階 柱頭は十分に開いてほかの花からの花粉がついているかもしれない


しおれてしまった花


大きいほうは開放花といわれ果実がこぼれだす窓が見えます。
小さいほうは閉鎖花ですがこれもちゃんと自花受粉して果実を作る



果実ができた! なんとか写ったと思うのは閉鎖花が多くて


小さくて萼は3裂なのでこれも閉鎖花 窓が開いているのが見えます。


これは萼片4裂 これも閉鎖花だと思います。中に黒い粒々がいっぱい詰まっていそうです。






窓のシャッターが手際よくクルクルと巻かれているよう!という感想です。


開放花の果実の写真はないのかと探してみたらありました。ピント甘いけど。

種がこぼれ落ちているところがなんとか!

きれいな花を咲かせて果実を作る 花を咲かせなくても果実ができる
ふたつの方法で確実に子孫を増やすというキキョウソウでした♪


群馬県の藤岡に行くことになりました。しばらく姉の手伝いや相手をしながら過ごしてきます。
一週間くらいはお休みすることになりそうなのでよろしくお願いいたします。

「ギヌラ」だって!(市川温室)

2013年07月18日 | 大町自然観察園
大好きな綿毛一杯の植物が目に止まりました!何なの?これは・・・2013.6.8



綿毛だけなのかと思っていて後ろに回ってみたところ花もついていました。

オレンジ色の花の形が気に入ってしまいました。
〇〇トウヒレン とか 〇〇ヒゴタイ (どっちもあこがれてる) みたいな咲き方



冠毛が開こうとしてる


厚みのある葉はビロードみたいです! ツルビロードサンシチ という名札がついていました。
これは和名のようです。原産地はジャワ島だそうです。キク科
後ろに回りこんで初めて名札があるのに気づきました。ギヌラという表記はなかったのですが
調べてみた結果載っていたのです。大町自然観察園の温室内にありました。



綿毛になる頃は下を向いてしまうので上からは撮りにくい





ビロードよりもベルベットと言いたいほどふっかふかしてます。色もいいし♪






半ツル性  地面ではこんな風に伸びていました。

温室の中といってもじめじめの場所ではなく多肉植物などがある比較的乾燥しているところ
たまたま立ち寄ってみて面白い植物に出会えるとうれしくなります。

温室(夢の島)の花

2013年07月17日 | 夢の島公園
サガリバナの季節になっていたのです♪  サガリバナ科  2013.6.11
夜に芳香を漂わせながら開いて朝には落ちてしまうので
房状に花が下がっている場面にはお目にかかれそうもないです。
たまに夜の香る花観賞が開催されることがあるのですが・・・あっても夜では遠すぎる




落ちた花でも朝一ならくしゃくしゃになる前になんとか!


パヴォニア×グレディリー ’ケルメシナ’ アオイ科 厄介で覚えられない名前
名前の表記は パヴォニア・グレディリー ケルメシナ が適切なので訂正します。
今年の2月に咲いていました。うす緑の葉と朱赤の花が気に入って撮っておきました。





ヤクチ というショウガ科の花  これも2月の花でした。
温室の花は名前まで覚える気にはならなくても花の鑑賞という意味で一息つけます。







5月にはフトモモ科のレンブに花がついていました。
去年はレンブの果実を見て花は今年になって初めて見ることができました。
咲いたばかりは涼しそうに見えても日にちが経ってくるとなんとなく暑苦しい






キイチゴ2種

2013年07月15日 | 葛西臨海公園
葛西臨海公園にはカジイチゴがいっぱいあるのです。2013.6月初旬
カジイチゴ場と勝手に呼んでいるのですが実をつけたときに出かける機会がなく
まだ味見をしていなかったので・・・ 急ぎました!


このときの散歩ではイチゴになっていました!やっと味見することができました!



ぽろっときれいにはがれます!このイチゴはお腹におさまりました。
ほかにも何個も摘んで結局それもお腹におさまりました。喉の渇きに丁度よかった



もうひとつはブラックベリーといわれているセイヨウヤブイチゴ
まだ熟していなくて味見はできません~


花も意外にきれいだと思いました。帰化植物園でもよく目にしました。




セイヨウヤブイチゴの葉と裏側



麦草峠の花3

2013年07月13日 | 花旅
様々なコケがたくさん生えていてパンフもいただいたのでコケも少し撮ってきました。
セイタカスギゴケという名前です。日本最大のスギゴケで林床に大きな群落を作る


セイタカスギゴケの茎の高さは8~20センチにもなるそうです。


イワダレゴケ 
観察のポイントは体が階段状に伸びてきて一年にひとつできる!ということです。


ひとつというのがこれだと思いました。

見た目が気に入ったので名前不明のコケも♪


もう一度広い高原に出てみたら ショウジョウバカマの咲いたあとがたくさんありました。

花後の色が少しづつ違って! まだ雪の残るうちに咲く早春の花


ミヤマシオガマはこれからが出番です。


ヒュッテの裏手にコケモモがいっぱいでした!



コケとコケモモ




ミヤマハタザオも伸び伸びしていました。
なんの花なのか名前が分からなくてヒュッテのオーナーに聞いてみたのです。






ムカゴトラノオ   お久しぶりの対面なのでにやっとしてきました。




最後の画像は坪庭の中の神社 小さくても御柱が4本立っていました。
信州ではどの神社でも必ず御柱がありました。
旅の安全や無事の願いを聞いてくれたのかもしれないです。
長くお付き合いくださってありがとうございました。
新たな表情を見せてくれた霧が峰・北八ヶ岳の自然の宝庫に感謝しつつ終わりにします。

麦草峠の花2

2013年07月12日 | 花旅
オオバキスミレ 葉がとっても大きい!   2013.6.30

キバナノコマノツメ 変顔してる 葉が馬のひづめに似ているから「こまのつめ」




左に白い花のオサバグサ 真ん中には黄緑色の花をつけた「イチヨウラン」があります。

こんな顔をしていました。咲いているのを見たのは初めてです♪

丘の斜面でもたくさん咲きました。  葉・花茎・花どれもひとつだけで一人前





ツマトリソウと並んでいます!

ツマトリソウ



マイヅルソウも!右脇にあるのはヒメイチゲだと思います。果実がついてる


大失敗して葉しか分からなくなってしまった「コアツモリソウ」
細くすっと伸びている花茎の先に花が内側に向いて下がっているのです。
折角咲いているのを教えてもらったのに肝心の花がボケてどうしようもない
幻の花ともいわれて迷って出られなくなりそうな富士山麓樹海の中でも咲くそうです。
葉の形をしっかり覚えておけばもしかして?なんていうことがあるのかないのか・・・
ともかくここにあることだけ記憶にとどめておきたいです。



ここでもなんとなくしか写らなかったかオサバグサ

薄暗い森に入ってみるとここにも!大木の根元でひっそり咲いています。
白駒池にそっくりな植生が広がっています。コケだらけの道が続いていました。



コミヤマカタバミ ちゃんと開いていなくてもよろこびひとしおです♪



麦草峠の花たち

2013年07月11日 | 花旅
どうしているのか楽しみにしている ヒマラヤノアオイケシ  2013.6.30
立派で大きな株になって元気でした!株数も増えたみたい♪




美しく咲いていてくれてありがとう♪


ぐんと地味系の花はズダヤクシュ  
「ズダ」とは喘息という意味の方言で咳止めの薬に使われるそうです。





黄色のユリが!なんでしょう? そばで写真を撮っている人に聞いてみたら
クロユリの突然変異だそうです。キバナクロユリと呼んでいるとか。
この方は主にコケを専門にしている愛好家のリーダーのようでした。
白駒池に近いのでコケには事欠かないのかもしれない 
八ヶ岳には485種ものコケが確認されているそうです。わき道にそれました。





ハクサンチドリ


ミヤマオダマキ


ミヤマクワガタ


イワヒゲ 自然の中のイワヒゲを見ることが夢です♪ここで花と葉をしっかり見ておきました。




シロバナノヘビイチゴがここでもいっぱい!