花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

☆スミレ 数種☆

2014年04月17日 | 花の丘公園
去年から手元に置いていたスミレ 覚えのためにここに残しておくことにします。
アカネスミレだと思っているすみれの花  でもなんとも自信はなくて・・・









側弁に毛があってカマキリ型の柱頭


いいにおいがしていたのはニオイタチツボスミレ




毛のない側弁と柱頭の形



櫛型に切れ込みのある托葉


こっちでは華やかさが感じられました。

ニオイタチツボスミレの特徴のひとつは白がはっきりくっきりしていることだそうです。


タチツボスミレもかたまりになって! 細長い顔



タチツボスミレなのかよく分からないのですが・・・顔が少し違って見えました。
アカフタチツボスミレ?とも思ったのですがよく分かりません。




上のすみれよりもっと丸顔で笑っているように見える♪


ほかにも少しずつ色が異なった花が咲いていました。





何年経っても相変わらず進歩が望めない 欲張らずにのんびり見ていこう!

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ツワブキ

2013年11月20日 | 花の丘公園
ツワブキ 咲き始めの頃に見てきました。11/2









艶のある葉 確かに つやぶきだ♪


田んぼのほうに足を伸ばしてみたら!!!  今度は溝のそばで ミゾソバだ♪

畦道にあるイヌタデってどうしてこんなにきれいなんだろう♪


日陰にあったキノコ  貝殻みたい



田んぼや畦道って大好き   探している野草はまだ現われてくれなくても
どこかで待っていてくれるかもしれないとはかない期待を抱きながら歩いてみよ♪

ヤマトリカブト

2013年11月14日 | 花の丘公園
暗くて湿った斜面にトリカブトが!   キンポウゲ科




トリカブトは日本各地に色々な種類がありどれもよく似ていて分類が至難な植物
単にトリカブトという植物はなくオクトリカブトとかツクバトリカブトなどの接頭語がつくそうです。
よく分からない・・・ヤマトリカブトにしておきます





烏帽子のような兜のようなところにハナバチが出入りしていました。

湿っていて薄暗いところで見るとちょっとぞっとします。


どこがどうなっているのか覚えのために記しておきました。

雌しべは3個でした。雄しべは多数 花粉は出し終わっている状態  
ガク片ばかり超目立って下から覗き込むようにすると多数の雄しべが不気味です。



花がなんとか写っていました!帽子の奥のほうに!
花弁の先にはくるりと丸まった蜜の入った「距」があるはず 帽子をとったら見えるでしょう。
ハナバチはここに顔を突っ込んで蜜を吸っていたのです。


咲き始めた頃が写っていました。花粉を出しているときの雄しべは立ってる!



果実ができていました。



トリカブトを見る機会がもっとあればいいのに!
稀にしか見ることのできないトリカブトですがありかが分かったので次のときは
もう少しはっきりくっきりよく分かるように撮ってみたい♪

コメナモミ

2013年11月10日 | 花の丘公園
行ってみてよかった♪ コメナモミが咲いている場所!!!
うまく撮れなくても我慢して粘って撮ってきました。







茎には短い毛があるのが見えます。



べとべとの腺毛がたくさんついていました!



行ってみてよかったという理由はまだ花が咲いていたことと
「コ」のつかない メナモミ があったからです!
茎には白い毛が! コメナモミを上回りたくさんの長い毛が生えています。


コメナモミに比べると花が少し大きいような気がして全体の雰囲気からすると
ふっくらして見え 毛むくじゃらでした。












総苞裏側にも長い開出毛が多くべとべとの腺毛はコメナモミと同じ


両方を見比べてみると分かりやすい コメナモミはすっきりして メナモミは毛が多い

前にもここで見ていたのにそのときは全部いっしょくたにコメナモミにしていました。
何年かかかってその違いを見ることになりました。これで小さな一歩の前進!
今のところコメナモミとメナモミはすみわけをしているようです。
両方が混ざり合うことはまだ見られません。そのうち隣に並ぶことになるのでしょうか。

ヤクシソウ

2013年11月08日 | 花の丘公園
いつものようにヤクシソウがたくさん咲きました。崖になっているところです。
キク科オニタビラコ属  薬師草という名前の由来は諸説あってもはっきりしないそうですが
薬効は少しはあるとか・・・





田んぼの近くでも!咲き終わると下に向いてきています。







舌状花だけのヤクシソウ 何枚撮っても失敗ばかり



ヤクシソウの近くにあったタンキリマメ  マメ科タンキリマメ属
豆や葉を煎じて飲むと痰がきれておさまるという俗説はあっても
実際に用いられることはあまりないそうです。


小葉3枚のうち対になった2枚を見ると中央から右半分が幅広になっています。↓
トキリマメ?と迷ったときにここを見れば解決!


赤くなった豆  中に黒い粒がふたつぶ入っているはず







暦の上ではもう冬 さわやかな秋の日を堪能することなくもう冬になっちゃったなんて
寂しいです。もう少し秋を感じていたかった♪

コスモス3

2013年11月04日 | 花の丘公園
コスモスの花のつくりを色々な角度から探ってみたら花を見る目が少し変ったような
気になっています。撮り方は工夫しなくても済むもともとの美人さん♪
誰からも愛され親しみを抱いてもらえるコスモスにより密着できたように思います。





訪れる昆虫は多い  蜂はひっきりなし! 何かの幼虫も好んでコスモスに来るようです。




花粉まみれになってもなお夢中になって!



このときはやっと青い空になって気持ちがよかったです。




丘の上ではなくて丘のもとのコスモス


こっちは時期を遅らせて種をまいたらしくまだ草丈が小さい




みなもがキラキラ!

星がきれいに見える夜が多くなるときになりました。
どのくらい見えるかな

      コスモスの いちりんくらい そらのほし

はるかかなたの宇宙のことには関心が高い でも宇宙のゴミは増やしてほしくない
願うことはどこからでも  満天のお星様が見られたらどんなにいいでしょう♪
コスモスの細部の助言のおかげで知ることができました。ありがとうございました♪

コスモス2

2013年11月02日 | 花の丘公園
コスモスの花のつくりや咲き方はどうにか知ることができたので今度は
後ろから見てみることにします。
花の萼に相当する部分はキク科では総苞片 それが二列あったのです。


上の写真では色が同化していてよく分からないのですが下では少し分かりやすい
8個ずつ二列についています。


緑色をした外総苞片が8個  内総苞片8個は膜質化して半透明のように見えました。
二列に並んでいて基部は合着している




舌状花が散ると中心の筒状花だけ残りました。
果実になったところも見ておくほうがいいですよ!と助言をいただき気をつけていたのです。
そのときにセンダングサ似ということも聞きました。
この姿のうちからもうセンダングサに似ています。


舌状花が取れたら総苞片が目立ってよく分かるようになりました。


筒状花には果実ができつつあります。


つんつんした冠毛が名残惜しそうにまだついてる!


終盤の果実期  この頃の姿もセンダングサを思わせます。


舌状花の花びらってとっても個性的でステキ♪



8枚よりもっと多く見えます!



1枚が分かるようにしてみたら なぁ~んだ 先が切れ込んで幅広になっていただけでした。

今までのことを踏まえてコスモスがきれいに咲いたところを眺めてきました。
コスモス つづく

コスモス

2013年10月31日 | 花の丘公園
コスモス cosmos
cosmos を辞書で見てみると 
「宇宙」をさし 秩序ある調和のとれたシステムとみなす宇宙観 となっていました。
美しいという意味もあるそうです。
 
調和のとれた美しい花のコスモスを細かな部分で見てみたくなりました。
真ん中を見ると星型の花がいっぱいです!つぼみもなんだか星粒みたい♪
いくつあるの?と数えようとしても・・・
数えられたとしても一面のコスモス畑だったら!と考えると星の数ほどをも上回りそう


コスモスのことを知りたいと思った途端なんにも知らないことを知ることになりました。
一からの質問をいっぱいしてお世話になりながらカメラにおさめてきました。



一番外側に見える花びらは舌状花(ぜつじょうか)という花
中にある黄色の花は筒状花(つつじょうか)といいこの筒状花のひとつひとつも
全部がコスモスのひとつの花だったのです!


舌状花が開き始める頃には真ん中の筒状花も準備万端整っていました。

折り目がついてたたまれていた様子をうかがい知ることができます。


開き始めて間もなく  筒状花のつぼみがいっぱいの頃つんつんした細いものが見えました。
これは一体・・・なんなの?と質問!


なにかと思ったら 「冠毛」 でした!
タンポポなどが綿毛になって飛んでいくときのあの綿毛が出てくる部分でした。
とはいってもコスモスはタンポポのように綿毛になることはないのでこれはいずれ
落ちてしまうでしょう。



黄色い筒状花は外側から咲き始め








筒状花の真ん中まで開きお星様いっぱいになりました。


筒状花のひとつを見てみると星型の花の中から黒っぽく見える雄しべ(花糸5本が
くっついているように見える)が出ていました。
花粉がついていない雄しべや花粉いっぱいの雄しべも見えます。

  


花粉を出し終えると雄しべの筒の中から雌しべが出てきました。
  
柱頭は二つに分かれて花粉がついた状態が見えます。

コスモス  キク科 コスモス属 つづく

オオイヌタデ

2013年10月28日 | 花の丘公園
オオイヌタデ 花を撮るたびに托葉鞘も撮っておきました。









オオイヌタデの托葉鞘は節が少しふくらんで縁には毛がない
草丈が高くなるのを支えるためにがっしりこぶしのようになるのかな。



下の2枚はあやしいオオイヌタデ
初めてのサナエタデ?のような気がしても花穂は垂れているように見えるし・・・






イヌタデの群生



見比べるためにイヌタデの托葉鞘はどうかなと思って!
節のふくらみはほとんどなくて縁には毛が伸びていました。




日が当たったときのイヌタデってきれいに見えます♪

タデの色々が咲いてきて悩みも多し!
忘れたりやっと思い出したり調べたりいつものことを繰り返し月日が過ぎていきます。

ヒメジソ

2013年10月13日 | 花の丘公園
畦道なのにヒメジソがかたまって咲いています!

似ているイヌコウジュと区別するおおよその目安は鋸歯の数
ヒメジソは4~6対 イヌコウジュはもっと多く6~13対





「ふっくら」とも 「ぽこっ」 「ぷくっ」 とも どんな形容をしたらぴたっとするのでしょう




ヒメジソのすぐ近くにサクラタデも♪





ヤナギタデだって出番になったと♪




少し離れた水辺ではボントクタデが艶っぽいしなりを見せていました。




明日から出かけますのでしばらくお休みいたします。
一日だけ紅葉を見るために 後は姉妹で高崎にお泊りして藤岡の姉の家にも泊まってくる予定です。
台風が心配ですが、チャツボミゴケ公園の紅葉だけでも見ることができたらいいです。