花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

コスモス

2013年10月31日 | 花の丘公園
コスモス cosmos
cosmos を辞書で見てみると 
「宇宙」をさし 秩序ある調和のとれたシステムとみなす宇宙観 となっていました。
美しいという意味もあるそうです。
 
調和のとれた美しい花のコスモスを細かな部分で見てみたくなりました。
真ん中を見ると星型の花がいっぱいです!つぼみもなんだか星粒みたい♪
いくつあるの?と数えようとしても・・・
数えられたとしても一面のコスモス畑だったら!と考えると星の数ほどをも上回りそう


コスモスのことを知りたいと思った途端なんにも知らないことを知ることになりました。
一からの質問をいっぱいしてお世話になりながらカメラにおさめてきました。



一番外側に見える花びらは舌状花(ぜつじょうか)という花
中にある黄色の花は筒状花(つつじょうか)といいこの筒状花のひとつひとつも
全部がコスモスのひとつの花だったのです!


舌状花が開き始める頃には真ん中の筒状花も準備万端整っていました。

折り目がついてたたまれていた様子をうかがい知ることができます。


開き始めて間もなく  筒状花のつぼみがいっぱいの頃つんつんした細いものが見えました。
これは一体・・・なんなの?と質問!


なにかと思ったら 「冠毛」 でした!
タンポポなどが綿毛になって飛んでいくときのあの綿毛が出てくる部分でした。
とはいってもコスモスはタンポポのように綿毛になることはないのでこれはいずれ
落ちてしまうでしょう。



黄色い筒状花は外側から咲き始め








筒状花の真ん中まで開きお星様いっぱいになりました。


筒状花のひとつを見てみると星型の花の中から黒っぽく見える雄しべ(花糸5本が
くっついているように見える)が出ていました。
花粉がついていない雄しべや花粉いっぱいの雄しべも見えます。

  


花粉を出し終えると雄しべの筒の中から雌しべが出てきました。
  
柱頭は二つに分かれて花粉がついた状態が見えます。

コスモス  キク科 コスモス属 つづく

クサネム ヤブツルアズキ

2013年10月30日 | 水元公園
タデの色々に目を奪われていたときにその近くにはマメ科の花も揃っていました。
クサネム このくらいのときだったら静かにしていていいのですがはびこってくると大変







ヤブツルアズキ   花が似ているノアズキはキヌサヤのような形のサヤになる









「野の花さんぽ図鑑」という本を見ていたらヤブツルアズキのことが載っていました。
「左右非対称の花には送受粉のための巧妙なしかけがある」
昆虫が花に止まったときにそのしかけが動く!面白そう!!!

タデざかり

2013年10月29日 | 水元公園
タデの色々が一ヶ所に入り乱れて咲いてる!


ヤノネグサ




ヤナギタデ



サデクサ


ちょっと場所をずらしてみるとアキノウナギツカミも!



サクラタデに



シロバナサクラタデも!

タデの花がごちゃごちゃ混ざって咲いていてもサクラタデは別格に見えてすぐ目に止まります♪
シロバナサクラタデはその次にうっとり  
アキノウナギツカミ、ヤノネグサ、サデクサ だんだん見分けられるようになってきたかな~
ヤナギタデは相変わらず葉をかじって苦い思いをしながら写真に撮ってきました!

オオイヌタデ

2013年10月28日 | 花の丘公園
オオイヌタデ 花を撮るたびに托葉鞘も撮っておきました。









オオイヌタデの托葉鞘は節が少しふくらんで縁には毛がない
草丈が高くなるのを支えるためにがっしりこぶしのようになるのかな。



下の2枚はあやしいオオイヌタデ
初めてのサナエタデ?のような気がしても花穂は垂れているように見えるし・・・






イヌタデの群生



見比べるためにイヌタデの托葉鞘はどうかなと思って!
節のふくらみはほとんどなくて縁には毛が伸びていました。




日が当たったときのイヌタデってきれいに見えます♪

タデの色々が咲いてきて悩みも多し!
忘れたりやっと思い出したり調べたりいつものことを繰り返し月日が過ぎていきます。

姉の家とご近所の花

2013年10月26日 | 花旅
2013.10.16 台風が去った翌日は青空~ ハニーサックルでしょうか空に向かってうれしそう!

赤くなった果実が見えます。


塀の上にキヅタも!




アケビが生っているところを見たいと思っていたら!
前日には開いていなかったのにぱっくりと開きました。




こっちはミツバアケビ まだ割れていないのと15センチくらいあった巨大になったのと!



ウメモドキには赤い実がぎっしりでした。以上は姉の家の近所で見てきました。


一方姉の家の庭では ツルウメモドキのリース♪  後で家の中に飾られると思います。
これはみんなで穴地獄へ行った帰りに姉が買ってきたもの
茎が太くて見映えよく作られていたので一目ぼれして安く手に入れたのです。





添えられているのはヒオウギ たくさんドライフラワーにしてあります。


ミセバヤ これは私の家から鉢植えを持っていったときにひと枝ついていたもの
今では大きく成長していました。本家は全くのみすぼらしさになってる




この日はお天気がよくなって群馬の山なみがきれいにくっきり見えました。
台風続きはもうたくさん さわやかな秋晴れの日が恋しいです。 天気にな~れ

ツメレンゲ

2013年10月25日 | 花旅
土はほとんどないのに・・・石垣にくっついています。

石のすき間にいつの間にか出てくる

ツメレンゲ ベンケイソウ科 イワレンゲ属
ずっと昔からとってもとっても際限なく出てきます。もうとりつくしたと思ってもまだまだ


塀の上に置いてアクセントに!

ただ置いて並べてあるだけ

鉢に植えたツメレンゲ ピンク色の花は園芸種のヒメタデとかヒメイヌタデとか・・・
お友達からいただいたそうです。真ん中に居座ったのでそのままにしてあります。
この小さなタデは地面ではもう少し草丈が伸びていましたがイヌタデほどにはならない


数え切れないほどの鉢にツメレンゲがかたまっていました。



寒くなるにつれて花穂が高くなり太くなって星型の白い花を咲かせるツメレンゲは
花の少ない時期に楽しむことができます。私も何度か石垣からとってきて植えてみたのに
全部消えていきました。鉢植えに仕立てられたものも水のやりすぎでとけてしまって・・・
肥料は特に施すこともなく自然のまま植物の気の向くままというポリシーで育っている
姉の庭でのツメレンゲです。
ほかも植物といったらほとんど野草のたぐいで特別に買うことも滅多になく人からゆずられたり
いつの間にか生えた山野草で庭が占められていておしゃれな庭とは程遠い。 でも興味を
くすぐられるものばかり集まっているので関心度は高いです。

シラタマノキなど

2013年10月24日 | 花旅
チャツボミゴケ公園穴地獄の最終回
6月には行かなかった場所へ行ってみたら!  2013.10.15
今回初めてシラタマノキがたくさんあるのに気がつきました。




可愛い丸い実がついていました。





シラタマノキとは別の葉が見えました。アカモノかな!
春から初夏にかけて花がいっぱい見られそうです♪




イオウゴケ(地衣類)にヒカゲノカズラ  初夏より秋のほうがきれいに見えました。

木の切り株にもイオウゴケ



ヒカゲノカズラは胞子を出す前や出し切った後も見ることができました。







森の中に入ってみたらオオハナワラビがありました。

茎に毛が生えているので ↓ オオハナワラビでいいかな
フユノハナワラビ?どっちなの?と迷いました。
覚えのために  フユノハナワラビ★栄養葉の先は鈍頭 茎に毛はない
          オオハナワラビ☆栄養葉の先は鋭頭 茎に毛がある




赤い実のついた枝が落ちていました。これはなに?



枝に特徴があります。短枝がよく発達する アオハダでした。モチノキ科 モチノキ属
外皮をはぐと幹は緑色をしているのでアオハダになったそうです。
若葉は食用になりお茶にしてもいいって♪





帰りに写真を撮ってきた若山牧水記念碑 暮坂(くれさか)峠というところにあります。
ドウダンツツジがきれいでした。遊歩道があり散策できる♪ 
いつかはここも歩いてみたなぁ~と思っているのです。




穴地獄のあるチャツボミゴケ公園はコースが色々あり湿原へ続いていたり芳が平から
草津白根山まで3時間くらいかけて縦走する人もいたり変化に富んでいます。
休日は大混雑するとのことだったので火曜日に行ったのですが前日の14日のほうが
お天気には恵まれてよかったのかな~ 
でも立登る湯気には遭遇できなかったでしょうからこれでよしとします。

穴地獄の秋3

2013年10月23日 | 花旅
お昼を食べ終わる頃になって雨が降り出してきました。2013.10.15
雨のお陰で木々が濡れてしっとり  しかも強酸性の硫黄泉から湯気が立ち昇って
あたりが幻想的になりました。カメラをしまったのに・・・今撮らなくてどうするの!
行きと同じ場所で見ているのに今のほうが断然ステキ♪






レンゲツツジが赤い葉をまとって秋の装い  滝の上のほうにも散策コースがあります。





ウドがありました!熟した黒い果実も見えます。




登りに通った道も帰りには一段と冴えてきたような気がしました。







雨になったので写真はもうだめだとあきらめたのになんとか写りました。

穴地獄の秋2

2013年10月22日 | 花旅
2013.10.15 まだ咲いていたアキノキリンソウ

アキノキリンソウの花の後

ヤマハハコ

なんの花の後?

残り花や花の後などを見ながら突き当たりの穴地獄まで行きます!







上から見た穴地獄のほぼ全景 左側では今までより更に外側に遊歩道ができつつありました。
穴地獄のチャツボミゴケは大分少なくなったように見えます。
これではなにがなんでも保護しなくては!



初体験!!!こういうのやってみたかった♪

チキンライスや五目御飯を作ります!といってもチャックを開けてまぜまぜするだけ

小さいボンベでも火力は意外に強くすぐに沸騰しました。
お湯を注いでチャックを閉めて15分待てばおいしいお昼ごはんの出来上がり♪


あつあつのコーヒーも!

頃合の東屋でのお昼でした。

穴地獄の秋

2013年10月21日 | 花旅
2013.10.15 チャツボミゴケ公園の穴地獄まで行ってきました。
1週間くらい後が真っ盛りになりそうですがその頃には色づいても葉が落ちてしまいそうな
感じに見えました。今年の紅葉の出來はあまりよくないそうです。
「工事をしているので注意してください」と言われました。


重機が入っていて杭を打ち込んだり柵を作ったりの作業をしていました。
踏み荒らされてチャツボミゴケが大分いたみ減っているそうです。
流れのすぐそばまで行かれたのが遠くから見るだけになってしまいます。
保護するためにはそれも仕方のないことだと思います。


廃材を使って回りじゅうに柵を張り巡らせるようです。


6月に見たときよりコケの色は鮮やかな緑色をして明るく見えました。



リンドウが秋の気配をかもしだしています。

初々しいリンドウも咲いていました。



調べてもはっきりしないゴマナ?と思える花 




ところどころに色づいたもみじが!シラカバは黄色の葉になりそうもなかったです。

シラカバにはあまり葉がついていなくて落葉してしまったのかとも思えました。